業務上のミスやトラブルの経緯を、項目ごとに区切った表に書いて報告する見本付きの顛末書です。ミスに関わった本人や現場の担当者が、上司や関係部署へ経過と後始末を伝える場面で使います。表の左側には、問題の概要、発生日時、発生場所、立会者、問題の内容、問題の原因、対応状況、再発防止対策、その他の9項目が縦に並び、右の欄に内容を書き込みます。上部には作成日、宛名、報告者の所属部署・氏名と押印欄があります。Excel形式のため、行の高さを変えて分量を調整できます。
■顛末書とは
起きた問題について、発生から収束までの経過と原因、その後の対策を事実にそって報告します。反省や謝罪を主眼とする始末書とは違い、何が起きたのかを関係者が正確に把握し、繰り返さないための情報を残すことを目的とします。責任の所在と対応の担当をはっきりさせる役割もあります。
■テンプレートの利用シーン
<発注や入力のミスが判明したとき>
付属の見本は、100個の発注を1000個と入力した誤発注を題材にしています。
<納期の遅れや顧客対応の不備を報告するとき>
経緯と対応状況を分けて書けるため、相手方へどう手当てしたかも伝わります。
<社内事故やトラブルの記録に>
立会者の欄があるため、その場に居合わせた人まで含めて残せます。
■利用・作成時のポイント
<対応状況と再発防止対策を分けて書く>
見本は、対応状況に発注先との交渉など済んだ処置を、再発防止対策に二重承認の導入など今後の仕組みを置いています。
<原因は仕組みの側まで踏み込む>
見本の原因欄は数量を確認せず確定ボタンを押した操作の問題としています。確認の手順がなかった点まで書くと対策につながります。
<赤字の見本を上書きして使う>
記載例は赤い文字で入っています。空欄だけのページは別にないため、内容を置き換えながら書き進めます。
■テンプレートの利用メリット
<書き漏れを防げる>
報告すべき9項目が並んでいるため、経緯だけ書いて原因や対策が抜ける事態を避けられます。
<報告のばらつきを抑えられる>
部署ごとに書式が違うと粒度もそろいません。同じ表で提出すれば、過去の事例と見比べやすくなります。
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