この書式は、バッグ・ポーチ・財布・ベルトなどの袋物製品の製造を外部の工場や職人に発注する際に使う契約書のひな型です。
2026年1月1日に施行された「中小受託取引適正化法(取適法)」の改正内容に対応しており、従来の下請法時代の契約書をそのまま使い続けている方にとっては、今すぐ見直しが必要なポイントをまとめて押さえられる内容になっています。
たとえば、発注側が受注側からの値上げ交渉に応じないまま一方的に代金を決めてしまう行為は、改正法で新たに禁止されました。
また、手形による支払いも全面的に禁止となっています。
本書式では、こうした改正点を条文に落とし込んでいるほか、革や生地・金具といった袋物特有の原材料を有償支給するときのルールや、型紙・デザインの知的財産の帰属、縫製品質の検査基準など、この業界ならではの取り決めもあらかじめ盛り込んでいます。
具体的にお使いいただける場面としては、自社ブランドのバッグを国内の縫製工場にOEM発注するとき、繁忙期だけ個人の職人さんに外注するときなどが挙げられます。
別紙として発注のたびに交付が義務づけられている発注書面(旧3条書面)のテンプレートも付いていますので、契約書と発注書面をセットで運用できます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(取適法の遵守)
第3条(個別発注及び発注書面の交付)
第4条(仕様及び品質基準)
第5条(製造委託等代金)
第6条(支払条件)
第7条(有償支給原材料等)
第8条(納品及び受領)
第9条(検査)
第10条(返品の制限)
第11条(発注の取消し・変更の制限)
第12条(型紙・デザイン等の知的財産)
第13条(秘密保持)
第14条(購入・利用強制の禁止)
第15条(不当な経済上の利益の提供要請の禁止)
第16条(報復措置の禁止)
第17条(取引記録の作成及び保存)
第18条(不可抗力)
第19条(契約期間)
第20条(解除)
第21条(損害賠償)
第22条(反社会的勢力の排除)
第23条(権利義務の譲渡禁止)
第24条(協議事項)
第25条(合意管轄)
【別紙】発注書面(取適法第4条書面)
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