本「安全衛生協力契約書」は、企業間の安全衛生管理に関する包括的かつ詳細な取り決めを規定する契約書雛型です。
主に元請企業と下請企業、あるいは施設所有者と請負業者間で締結されることを想定しており、労働安全衛生法をはじめとする関連法規の遵守と労働災害の防止を目的としています。
本契約書雛型は、安全衛生管理体制の確立から日常的な作業管理、事故発生時の対応まで、幅広い項目を網羅しています。
特記点として、リスクアセスメントの実施、定期的な安全衛生協議会の開催、詳細な作業計画の提出、そして化学物質管理などが挙げられます。
これらの規定により、双方の責任範囲を明確にし、効果的な安全衛生管理を実現することができます。
また、本契約書雛型は単なる法的要件の遵守にとどまらず、両者の協力関係を促進する内容となっています。
例えば、安全衛生教育における協力や、作業環境改善のための共同対策など、積極的な協働を促す条項が含まれています。
さらに、文書管理や立入調査に関する規定により、透明性の高い安全衛生管理体制の構築が可能となります。
本契約書雛型は、第三者監査や行政調査への対応にも有用です。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(適用範囲)
第3条(用語の定義)
第4条(安全衛生管理組織)
第5条(安全衛生協議会)
第6条(作業計画の作成と届出)
第7条(リスクアセスメント)
第8条(安全衛生教育)
第9条(設備・機器の使用)
第10条(作業環境の維持)
第11条(危険有害性の通知)
第12条(保護具の使用)
第13条(作業許可)
第14条(事故発生時の対応)
第15条(健康管理)
第16条(化学物質の管理)
第17条(文書の整備)
第18条(立入調査)
第19条(法令遵守)
第20条(損害賠償)
第21条(秘密保持)
第22条(契約期間)
第23条(契約の解除)
第24条(協議)
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