本「【改正民法対応版】退職手続等事務代行業務委託契約書」は、退職手続の代行業務を委託する際に必要となる重要な事項を漏れなく規定しており、弁護士法に抵触しない範囲で適切な業務範囲を定めています。
特に個人情報保護と機密情報の取扱いについて詳細な規定を設けており、昨今重要性を増すプライバシー保護の観点から万全の対策を講じています。
また、業務内容を具体的に列挙しながらも、弁護士法その他の法令に抵触する可能性のある業務を明確に除外することで、適法性を確保しています。
報酬や実費の取扱い、解約・解除条項など、実務上のトラブルが起こりやすい事項については、きめ細かな規定を設けることで、委託者と受託者双方の権利義務を明確化しています。
さらに、本人確認や反社会的勢力の排除など、コンプライアンスの観点から重要な条項も備えています。
契約書の構成は、基本的な権利義務の規定から始まり、業務遂行の具体的な方法、個人情報の取扱い、契約の終了事由に至るまで、論理的な順序で整理されています。
また、不可抗力条項や権利義務の譲渡禁止など、取引の安定性を確保するための条項も適切に配置されています。
本契約書雛型は、退職手続代行業務を営む事業者様にとって、安心して業務を受託するための基礎となる重要な契約書雛型です。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(定義)
第2条(委託)
第3条(業務内容)
第4条(業務遂行の方法)
第5条(必要書類の提供)
第6条(報酬)
第7条(実費等)
第8条(機密保持)
第9条(個人情報の取扱い)
第10条(本人確認)
第11条(禁止事項)
第12条(期間)
第13条(解約)
第14条(解除)
第15条(損害賠償)
第16条(不可抗力)
第17条(権利義務の譲渡禁止)
第18条(協議事項)
第19条(管轄裁判所)
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