医療現場でのWBGT測定や休憩・水分補給の徹底、全従業員・新規入職者への教育訓練、緊急時の手順と連絡体制を明記した、介護・看護現場特有のリスクに即応するための「熱中症発生時対応計画書」テンプレートです。2025年の法改正に伴い、WBGT値28℃以上または気温31℃以上かつ30分以上の継続作業がある場面で、職員の健康と安全を守るため、予防措置から緊急対応・教育・記録保存・掲示義務までを体系化しています。
■熱中症発生時対応計画書とは
医療・介護現場における熱中症リスクに対し、WBGT測定、休憩・服装管理、教育訓練、初動対応から搬送・記録・監査までを標準化する計画書です。
■テンプレートの利用シーン
<医療・介護施設の現場管理・安全衛生教育に>
病院・介護施設・訪問看護などで、従業員と患者・入所者の安全確保に活用。
<新規入職者や配置転換者の教育>
配属前教育や派遣・パートへの説明資料、家族・利用者への周知に。
<緊急対応訓練・記録監査・再発防止策>
発症時の対応教育、行政・監査対応、再発防止の記録資料としても有効。
■利用・作成時のポイント
<予防意識を浸透・推進>
測定時刻・場所・測定者の明記と掲示で、従業員や関係者に予防意識を共有。
<書類管理の徹底>
教育・訓練記録は3年間保存し、履歴として書類管理を徹底・整備。
<掲示・連絡網周知の義務>
緊急連絡網・搬送先一覧を掲示し、全員が即応できる体制を整備。
■テンプレートの利用メリット
<現場ごとのリスク対応を標準化>
マニュアル化により有事の際の混乱・遅延・属人化を防止。<無料で業務効率化>
Googleスプレッドシート形式で容易に編集・共有が可能です。
※本テンプレートは2025年6月改正「労働安全衛生規則 第612条の2」「労働安全衛生法 第22条」、厚労省ガイドラインに基づいた汎用版です。実運用時は、その時点の最新法令等を確認のうえご利用ください。
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