職場で熱中症が発生した際の状況・初動対応・報告経緯を記録し、再発防止と安全衛生管理強化を目的とした「熱中症発症時記録票」テンプレートです。2025年6月1日施行の労働安全衛生規則改正に準じ、発症者情報から応急措置、搬送・受診の有無、家族連絡、上司報告までを記入でき、労基署監査や社内報告にも活用いただけます。WBGT値・作業環境・化学物質関与も補足記録できますので、教育資料としてもお役立てください。
■熱中症発症時記録票とは
発症状況・応急対応を記録し、再発防止と法定保存義務を満たす安全衛生帳票です。安全衛生部門の検証・教育資料としても活用されます。
■テンプレートの利用シーン
<発症・疑い発生時に>
現場責任者・対応者が状況・対応を記入し、所属長・衛生部門へ報告します。
<委員会・行政監督対応時に>
搬送・発症状況の証跡として提出・保管し、監査・点検記録に対応します。
<教育・再発防止資料に>
記録を蓄積・分析し、リスク条件や改善点の抽出に活用します。
■利用・作成時のポイント
<時系列で記録>
発症時刻・処置・報告時刻を整理して記入しましょう。
<環境とWBGT値の記録>
室内外の環境とWBGT値を記録し、要因分析に活用します。
<確認・保存の徹底>
部門長・衛生責任者の確認・押印を行い、3年間保存します。
<化学物質関与時の添付>
疑いがある場合はSDSやリスク評価結果を添付しましょう。
■テンプレートの利用メリット
<再発防止・教育に>
事例をデータ化し、現場リスク分析や対策検討に役立ちます。
<災害対応記録にも応用可能>
脱水・温度ストレスなど他事案にも使える汎用帳票です。
<無料で業務効率化>
Googleスプレッドシート形式で無料ダウンロードが可能です。
0から作成する必要がないため、安全衛生管理者や管理部など企業のご担当者の業務負荷を大幅に軽減します。
※本書式は労働安全衛生規則第612条の2および厚労省「熱中症予防対策ガイドライン(2025年改訂)」に基づいた汎用例です。利用時点の業務実態や最新法令等を確認のうえ、編集して運用ください。
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