この「【改正下請法(取適法)対応版】運送委託契約書」は、荷物の配送や輸送を運送会社に依頼する際に使用する契約書の雛型です。
2026年1月に施行される下請法の改正法である「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(略称:中小受託取引適正化法、通称:取適法)により、運送取引が新たに規制対象となることを受けて作成されました。
この書式が必要になるのは、製造業や卸売業、小売業などの企業が、自社製品や商品を配送するために運送事業者と契約を結ぶときです。
具体的には、工場から倉庫への製品輸送、倉庫から店舗への商品配送、通販事業者による顧客への配達委託など、様々な場面で使われます。
取適法では、発注側と受注側の公平な取引を守るため、契約書の作成と保管が義務付けられます。
書面での発注内容の明示、60日以内の支払期限の設定、一方的な値下げや支払拒否の禁止など、守るべきルールが細かく定められています。
違反すると公正取引委員会からの指導や勧告を受ける可能性があるため、この契約書雛型では、これらの規定をすべて織り込んだ内容になっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2026年1月1日施行の改正下請法(取適法)対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(委託業務の内容)
第3条(委託料金)
第4条(発注手続)
第5条(支払条件)
第6条(禁止事項)
第7条(運送の実施)
第8条(再委託)
第9条(損害賠償)
第10条(保険)
第11条(機密保持)
第12条(個人情報の保護)
第13条(有効期間)
第14条(中途解約)
第15条(契約の解除)
第16条(反社会的勢力の排除)
第17条(協議事項)
第18条(管轄裁判所)
第19条(書面の保存)
- 件