中国の工場に原材料を無償で渡して加工だけお願いする、いわゆる来料加工の取引で使う契約書の雛型です。
中国語の正本と日本語の参考訳をセットにしてあり、実際の商談や調印の場面でそのまま使えるように整えています。
使う場面として想定しているのは、日本の製造業やメーカー、商社が中国の加工工場に部品の組立や製品の加工を委託するケースです。
こちらが材料を送り、向こうは加工だけ担当して完成品を送り返してくる、この流れでお金のやり取りは加工賃のみ、というのが来料加工の特徴で、材料も完成品も最後まで委託する側の持ち物のままです。
契約書の中身もこの前提で組んであって、所有権の帰属、材料の管理方法、加工賃の支払い条件(請求書受領後60日・銀行振込・遅延損害金14.6%)、品質保証の期間(検収後2年)、金型や治具の扱い、知的財産の権利関係、中国の税関手続への対応まで、現場で問題になりやすい論点を一通り網羅しています。
準拠法は中国法か日本法のどちらを選ぶか、紛争が起きたときの解決手段もCIETAC仲裁・日本の裁判所・第三国仲裁の三択から選べるように、選択式で条文を用意してあります。調印時に使わない案を削除するだけで完成する作りです。
中国取引に初めて踏み出す会社にも、既存の契約を見直したい担当者にも、下敷きとしてお使いいただけます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(加工対象品及び仕様)
第3条(支給材の提供及び所有権)
第4条(支給材の検品及び損耗)
第5条(加工、品質基準及び検査)
第6条(加工賃及びその支払)
第7条(完成品の引渡し)
第8条(完成品の品質保証責任)
第9条(知的財産権)
第10条(秘密保持義務)
第11条(再委託の制限)
第12条(金型・治工具等の提供及び管理)
第13条(法令遵守)
第14条(反社会的勢力の排除)
第15条(解除及び期限の利益の喪失)
第16条(不可抗力)
第17条(契約期間)
第18条(権利義務の譲渡禁止)
第19条(契約言語)
第20条(準拠法)【選択式】
第21条(紛争解決)【選択式】
第22条(その他)
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