コンサートやライブのツアーにローディー(機材スタッフ)をフリーランスとして帯同させる際、きちんとした契約書を交わしているケースは実はそれほど多くありません。
音楽業界では口約束や簡単なメールのやり取りだけで現場に入ることも珍しくなく、報酬の支払条件や公演が中止になったときの補償、機材を壊してしまった場合の責任の所在などが曖昧なまま進んでしまいがちです。
本書式は、そうしたツアー帯同型のローディー業務に特化した業務委託契約書のひな型です。
公演日・リハーサル日・仕込み日・移動日それぞれの日当設定、深夜作業の割増、交通費や宿泊費の負担区分、ケータリングがない日の食事手当など、ツアー現場の実態に即した報酬・経費の取り決めを細かく盛り込んでいます。
また、セットリストや未発表楽曲といった機密情報の守秘義務、バックステージでのSNS投稿禁止、関係者パスの取扱いなど、音楽業界特有のルールについても条文として明記しています。
天災やアーティストの体調不良で公演が飛んだときの補償割合も、不可抗力と主催者都合で分けて規定してあるので、万一のときも揉めにくい構成です。
使用場面としては、イベント制作会社やアーティスト事務所がフリーランスのローディーにツアー帯同を依頼するとき、あるいはローディー側から「契約書を交わしたい」と申し出るときなどに、そのままお使いいただけます。
全22条に別紙のツアースケジュール表を付けた構成で、空欄を埋めるだけで完成します。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(業務内容)
第3条(ツアー日程及び公演会場)
第4条(契約期間)
第5条(業務遂行の方法)
第6条(現場スケジュール)
第7条(報酬)
第8条(交通費及び宿泊費)
第9条(食事)
第10条(機材の取扱い)
第11条(安全衛生)
第12条(守秘義務)
第13条(保険及び補償)
第14条(禁止事項)
第15条(知的財産権)
第16条(公演の中止・延期)
第17条(契約の解除)
第18条(損害賠償)
第19条(反社会的勢力の排除)
第20条(権利義務の譲渡禁止)
第21条(協議事項)
第22条(管轄裁判所)
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