警備業界では、施設警備や交通誘導など現場が広範囲にわたることから、警備員に社宅を用意して住み込みで働いてもらうケースがあります。
24時間体制の施設警備では当務と呼ばれる泊まり勤務もあり、現場近くに住居があると通勤の負担が軽くなるため、住居付きの求人は人材確保の有効な手段になっています。
この雛型は、警備会社が住み込みの警備員を雇用する際に使う雇用契約書です。
家具や家電がそろった社宅を貸与することを前提に、労働条件と社宅利用のルールを一本の契約書にまとめています。
警備業には他の業種にはない特有のルールがあります。
警備業法で定められた欠格事由に該当する人は警備員として働けないこと、新任教育や現任教育といった法定研修を必ず受講しなければならないこと、警備対象施設の情報について厳格な守秘義務が課されることなどです。
この雛型では、こうした警備業ならではの条項をしっかり盛り込んでいます。当務制の勤務時間や仮眠時間の扱い、夜勤手当・当務手当といった警備員特有の手当についても記載欄を設けました。
社宅に関しては、使用料の金額、光熱費の負担、退職時の明渡し期限、原状回復の範囲など、曖昧にしておくとトラブルになりがちな事項を具体的に定めています。
この契約書を使う場面としては、住み込み警備員を新規に採用するとき、既存の警備員に新たに社宅を貸与するとき、これまで口約束だった社宅のルールを書面にしたいときなどが考えられます。
Word形式のファイルですので、会社名や賃金額、社宅の住所など必要な箇所をご自身で編集してお使いいただけます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約期間)
第2条(就業場所)
第3条(従事すべき業務)
第4条(労働時間・休憩・休日)
第5条(賃金)
第6条(賃金からの控除)
第7条(社宅の貸与)
第8条(社宅の明渡し)
第9条(年次有給休暇)
第10条(退職・解雇)
第11条(警備員の欠格事由)
第12条(教育・研修)
第13条(服務規律・守秘義務)
第14条(安全衛生)
第15条(社会保険等)
第16条(その他)
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