こちらは、日本企業が中国の専門家やコンサルティング会社に業務を委託する際、あるいは中国の取引先に対して継続的に経営助言や調査業務などを提供する際に使える契約書の雛型です。
中国語(簡体字)を正文とし、日本語の参考和訳を別ページに併記しています。
中国の裁判所や仲裁機関で争う場面が生じても、中国語原文が優先される作りにしてあります。
想定している使用場面は、中国進出にあたって現地の経営コンサル会社や会計事務所に市場調査や組織設計を依頼するケース、中国の工場診断や業務改善プロジェクトを外部専門家に頼むケース、中国の子会社に対して親会社が管理指導料ベースで助言業務を継続提供するケース、現地の弁護士以外の専門家にリサーチ業務を委ねるケースなどです。
単発の依頼ではなく、基本契約を結んだうえで案件ごとに個別の委託書をやり取りする運用に向いています。
内容は中国の実務で問題になりやすい部分を丁寧に押さえました。
成果を保証するものではなく専門家として誠実に業務を行う義務である点を明記したこと、再委託の同意要件、成果物の著作権が代金支払完了時に委託者に移る仕組み、委託者側からいつでも解除できる任意解除権と出来高精算、コンサル契約で一般的な損害賠償の上限設定、中国個人情報保護法への対応、反商業賄賂・マネーロンダリング防止などの遵守事項、そして仲裁か訴訟かを選べる紛争解決条項まで、全24条で整えています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(本契約と個別委託の関係)
第3条(業務内容)
第4条(個別委託の成立)
第5条(業務委託料及び経費)
第6条(業務委託料の支払)
第7条(発票)
第8条(報告及び成果物)
第9条(業務担当者)
第10条(再委託)
第11条(成果物の帰属及び利用)
第12条(秘密保持義務)
第13条(勧誘禁止及び競業禁止)
第14条(譲渡禁止)
第15条(契約解除)
第16条(任意解除)
第17条(不可抗力)
第18条(反商業賄賂及びコンプライアンス)
第19条(損害賠償)
第20条(有効期間)
第21条(通知)
第22条(準拠法)
第23条(紛争解決)
第24条(言語及び正本)
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