作業現場で熱中症が疑われる従業員を迅速かつ適切に対応するための無料テンプレートです。2025年6月より職場での熱中症対策が義務化され、対応計画と初期対応手順の明確化が全事業場に求められています。
自覚・他覚症状の確認から、作業離脱・身体冷却・救急搬送までの流れを明確に整理。判断に迷う場合の相談先や、単独作業時の注意点も記載されており、現場の安全対策に役立ちます。
■熱中症対応計画とは
作業中に発生する可能性のある熱中症に対し、初期対応から医療機関への搬送、経過観察までを体系的にまとめた社内用の対応マニュアルです。従業員の安全と健康を守るため、異常の早期発見と迅速な対応が求められます。判断基準や連絡体制を明確にすることで、現場での混乱を防ぎます。
■利用シーン
・夏季の屋外作業や高温環境下での業務に備えて
・作業現場での緊急対応マニュアルとして
・単独作業時の安全対策として
・新人教育や安全衛生研修の資料として
・医療機関との連携体制を整備したいとき
■利用・作成時のポイント
<症状の見極めを丁寧に>
「意識の有無」だけでなく、返答の様子や行動の変化も含めて判断しましょう。
<初期対応と搬送判断を明確に>
作業離脱・冷却・水分補給の手順を整理し、救急要請の基準も明記しておくと安心です。
<連絡体制と相談先を記載>
責任者・医療機関・#7119など、緊急時にすぐ連絡できる体制を整えておきましょう。
■テンプレートのメリット
<無料で今すぐ使える>
コストをかけずに、現場の安全対策をすぐに強化できます。
<現場で使いやすい構成>
対応フローが視覚的に整理されており、誰でもすぐに行動に移せる内容です。
<判断に迷ったときの指針になる>
専門機関への相談や、経過観察中の注意点も記載されており、現場の不安を軽減します。
※出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/index.html)
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