この書式は、旅行会社がカウンタースタッフを契約社員として雇い入れる際に使用する雇用契約書のひな型です。
旅行代理店の店頭窓口で接客・販売を担当するスタッフの採用を想定しており、会社側に有利な内容で作成しています。
旅行会社のカウンター業務には、一般的な接客業とは異なる特有の事情があります。
旅行業法に基づく取引条件の説明義務、旅行業務取扱管理者資格の保有・維持の問題、顧客の個人情報やパスポート情報といった機密性の高い情報の取扱い、繁忙期・閑散期に応じたシフト管理など、通常の雇用契約書では十分にカバーしきれない項目が少なくありません。
本書式は、こうした旅行業界ならではの論点を全19条にわたって盛り込み、実務で使えるレベルに仕上げました。
特に力を入れたのは、契約更新に関するルールの明確化です。
更新の判断基準として勤務成績や資格の保有状況、顧客からの評価や売上実績など7つの考慮要素を具体的に列挙し、更新回数の上限や無期転換申込権との関係も整理しています。
また、旅行業務取扱管理者資格について独立した条文を設け、資格の維持義務や取得期限、資格に関する処分を受けた場合の報告義務なども規定しています。
使用場面としては、新たに契約社員のカウンタースタッフを採用するとき、既存のスタッフとの契約を更新するとき、あるいは今ある雇用契約書を旅行業の実態に合った内容に見直したいときなどが想定されます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(契約期間)
第2条(契約の更新)
第3条(就業場所)
第4条(業務内容)
第5条(旅行業務取扱管理者資格に関する要件)
第6条(勤務時間・休憩・休日)
第7条(賃金)
第8条(賞与)
第9条(社会保険等)
第10条(年次有給休暇)
第11条(服務規律)
第12条(秘密保持義務)
第13条(個人情報の取扱い)
第14条(懲戒)
第15条(契約期間中の解約)
第16条(損害賠償)
第17条(退職後の義務)
第18条(反社会的勢力の排除)
第19条(その他)
- 件