本「【改正民法対応版】商品販売総合業務委託契約書」は、商品販売総合業務委託契約の雛型です。
特に注目すべき点は、RaaS(Retail as a Service)という革新的なビジネスモデルを採用していることです。
RaaSとは、「サービスとしての小売」を意味し、従来の小売業の機能をサービスとして提供する新しいアプローチです。
このモデルでは、商品の所有者が専門的な小売サービス提供者に対して、商品の保管、陳列、販売、顧客サービスなどの小売機能を包括的に委託します。
これにより、商品所有者は自前で小売店舗を運営する必要がなく、専門業者のノウハウと設備を活用して効率的に商品を市場に提供することが可能となります。
この契約書雛型は、RaaSモデルを基盤として、商品所有者と小売サービス提供者の間で効率的な協力関係を構築するための枠組みを提供します。
契約内容は、商品の保管、陳列、販売から顧客対応、アフターサービスまでを網羅し、両者の権利義務関係を明確に定めています。
また、販売価格の決定方法、手数料の計算、売上金の精算、在庫管理など、実務的な側面にも十分に配慮しています。
さらに、個人情報保護や反社会的勢力の排除など、現代の法的要請に応じた条項も盛り込まれています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(委託業務)
第3条(委託場所)
第4条(商品の所有権)
第5条(販売価格)
第6条(手数料)
第7条(売上金の精算)
第8条(在庫管理)
第9条(商品の保管および管理)
第10条(販売報告)
第11条(返品)
第12条(商品の補充)
第13条(販売促進)
第14条(商標等の使用)
第15条(秘密保持)
第16条(個人情報の取扱い)
第17条(損害賠償)
第18条(契約期間)
第19条(解除)
第20条(契約終了時の処理)
第21条(反社会的勢力の排除)
第22条(協議事項)
第23条(管轄裁判所)
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