本雛型は、事業者(一般企業、ホテル、ヘルスケア施設、病院、社会福祉施設等)が訪問マッサージサービスを導入する際に必要となる業務委託契約書です。
企業の福利厚生サービスとしての導入から、医療・福祉施設での治療の一環としての導入まで、幅広いニーズに対応できる内容となっています。
例えば、従業員の健康管理の一環として社内にマッサージルームを設置し、定期的に訪問マッサージサービスを提供したい企業や、入居者の方々へのケアサービスの一つとして訪問マッサージを導入したい介護施設など、様々な場面でご活用いただけます。
本雛型の特徴として、サービスの質を担保するための細やかな規定を設けています。
施術者の資格要件や実務経験年数の明確化、衛生管理体制の整備、緊急時の対応手順など、安全で質の高いサービス提供に必要な事項を詳細に定めています。
また、予約・キャンセルルールや料金体系についても明確に規定し、トラブルを未然に防ぐ内容となっています。
特に医療・介護施設での導入を想定し、施術記録の作成・保管や、利用者の健康状態の確認・報告といった医療的な観点からも必要な規定を盛り込んでいます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(定義)
第3条(委託業務の内容)
第4条(施術者の要件)
第5条(業務実施体制)
第6条(実施日時・場所)
第7条(予約・キャンセル)
第8条(サービス提供の手順)
第9条(品質管理)
第10条(衛生管理)
第11条(報告義務)
第12条(委託料及び支払方法)
第13条(損害賠償)
第14条(保険加入)
第15条(守秘義務)
第16条(個人情報保護)
第17条(再委託の禁止)
第18条(反社会的勢力の排除)
第19条(契約期間)
第20条(契約解除)
第21条(契約終了時の措置)
第22条(存続条項)
第23条(協議事項)
第24条(管轄裁判所)
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