この「【改正民法対応版】FinOps(クラウド財務管理)コンサルティング契約書」は、企業がクラウドサービスのコスト管理について専門家に相談する際に使用する雛型です。
最近では多くの企業がAWSやAzure、Google Cloudといったクラウドサービスを利用していますが、使い方次第で毎月の費用が大きく変動してしまいます。
そこで、クラウドの費用を適切に管理し、無駄なコストを削減するための専門的なアドバイスを外部の専門家に依頼する場面が増えています。
この書式は、そうした専門家との間で業務内容や報酬、守るべきルールなどを明確に取り決めるためのものです。
クラウド費用の分析から始まり、コスト削減の戦略立案、予算管理の仕組み作り、社内教育まで、幅広い支援内容をカバーしています。
また、固定の月額報酬だけでなく、実際にコスト削減できた金額に応じて支払う成果報酬の仕組みも盛り込んでいます。
情報の取り扱いについては、秘密保持や個人情報保護の規定をしっかり設けており、双方が安心して業務を進められるよう配慮されています。
作成された分析資料や提案書といった成果物の権利関係についても明確に定めているため、後々のトラブルを防ぐことができます。
Word形式のファイルですので、会社名や金額、期間など必要な箇所を自由に編集してすぐに使い始めることができます。
クラウド費用の管理体制を整えたい企業と、そのサポートを提供する専門家の双方にとって、公平で実務的な内容となっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(業務の範囲)
第3条(契約期間)
第4条(業務委託料)
第5条(業務委託料の支払方法)
第6条(業務実施体制及び責任者)
第7条(業務報告及び連絡協議)
第8条(善管注意義務及び誠実義務)
第9条(秘密保持義務)
第10条(個人情報の保護)
第11条(知的財産権の帰属)
第12条(再委託の制限)
第13条(契約不適合責任)
第14条(損害賠償)
第15条(契約の解除)
第16条(反社会的勢力の排除)
第17条(存続条項)
第18条(協議)
第19条(合意管轄)
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