本「【改正民法対応版】飲食店レシピ開発・店舗プロデュース業務委託基本契約書」は、飲食店の新規開業やリニューアルに際して、専門家に依頼するレシピ開発や店舗プロデュース業務をカバーする業務委託契約書です。
昨今の競争激化する外食産業において、独自性のある料理の開発やブランディングの重要性が増す中、その開発過程で生まれる知的財産や営業秘密を適切に保護しながら、円滑な業務委託を実現するために必要な条項を網羅しています。
本雛型の特徴は、レシピ開発からブランディングまでを一体的に捉え、店舗コンセプトに合致した商品開発を実現するための枠組みを提供している点にあります。
成果物の範囲を明確に定義し、レシピマニュアルや店舗運営マニュアル、ブランディング関連資料など、実務に即した具体的な規定を設けています。
また、試作と試食のプロセスを契約内容に組み込むことで、理想の味の実現までの調整プロセスを円滑化しています。
特に重要な点として、開発されたレシピや店舗運営ノウハウの保護について、秘密保持義務や競業避止義務を通じて万全の対策を講じています。
著作権などの知的財産権の帰属を明確にしつつ、アレルギー表示などの食品表示法対応も考慮した内容となっています。
本雛型は、飲食店オーナーの方々が、安心して専門家への業務委託を行えるよう実用的な内容となっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(定義)
第3条(委託業務)
第4条(善管注意義務及び法令遵守)
第5条(業務実施計画書)
第6条(進捗報告)
第7条(試作及び試食)
第8条(業務委託料)
第9条(成果物の納品)
第10条(検収)
第11条(瑕疵担保責任)
第12条(再委託の禁止)
第13条(秘密保持)
第14条(個人情報の保護)
第15条(知的財産権)
第16条(権利義務の譲渡禁止)
第17条(競業避止)
第18条(契約期間)
第19条(解除)
第20条(反社会的勢力の排除)
第21条(損害賠償)
第22条(不可抗力)
第23条(契約終了後の措置)
第24条(協議事項)
第25条(管轄裁判所)
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