本規程は、製造業や研究機関におけるクリーンルームの入退室管理を包括的に定めた社内規程の雛型です。
半導体、電子部品、精密機器、医薬品、食品など、高度な清浄度管理が要求される施設での利用に最適な内容となっています。
ISO規格に準拠した清浄度基準の設定から、具体的な入退室手順、教育訓練体制、異常時の対応まで、クリーンルーム運営に必要な要素を体系的に網羅しています。
特に、管理体制の明確化、詳細な入室手続き、持ち込み制限等については、実務経験に基づく具体的な規定を盛り込んでおり、すぐに実務で活用できる内容です。
本規程は、新規にクリーンルームを設置する際の規程整備はもちろん、既存の規程の見直しや改定時の参考資料としても有用です。
各条文は汎用性を持たせながらも、必要に応じて各社の実情に合わせた修正が容易な構成となっています。
また、品質マネジメントシステムの審査対応や、取引先への品質保証体制の説明資料としても活用できます。
作業者の健康管理から外部業者の管理まで、安全衛生面にも配慮した内容となっており、労働安全衛生マネジメントシステムの要求事項にも対応しています。
さらに、記録管理についても具体的な保管期間を明示し、各種監査への対応も考慮した構成となっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(適用範囲)
第3条(定義)
第4条(管理体制)
第5条(清浄度基準)
第6条(入室資格)
第7条(教育訓練)
第8条(入室手続)
第9条(持ち込み制限)
第10条(作業管理)
第11条(異常時の措置)
第12条(退室手続)
第13条(記録の管理)
第14条(外部業者の管理)
第15条(健康管理)
第16条(規程の改廃)
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