この「【改正民法対応版】レンタル農園運営管理業務委託契約書」は、市民農園や貸し農園事業を展開する土地オーナーや農業関連企業が、その運営業務を専門業者に委託する際に必要となる契約書の雛型です。
近年、都市部を中心に週末農業や家庭菜園への関心が高まり、レンタル農園事業は成長市場となっています。
しかし、農園の日常管理、利用者対応、施設メンテナンス、料金収受など、運営には多岐にわたる業務が発生します。
これらすべてを土地オーナー自身が行うのは現実的ではないため、運営を専門業者に委託するケースが増加しています。
この契約書雛型は、そうした委託関係を明確に定めるためのものです。
委託する業務の範囲、報酬体系、収益分配方法、責任の所在、利用者とのトラブル対応など、実務で問題となりやすい点を詳細に規定しています。
特に、農園という特殊な性質を考慮し、安全管理義務や保険加入、施設維持管理についても具体的に定めています。
使用場面としては、既存の農地を活用してレンタル農園事業を始めたい土地オーナー、農園運営事業への参入を検討している企業、現在自主運営している農園の管理を外部委託したい事業者などが想定されます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(委託業務の範囲)
第2条(契約期間)
第3条(利用者との契約関係)
第4条(委託料及び収益分配)
第5条(業務報告及び情報提供)
第6条(施設の維持管理義務)
第7条(利用者対応及び安全管理)
第8条(保険加入義務)
第9条(機密保持及び個人情報保護)
第10条(権利義務の譲渡禁止)
第11条(契約不適合責任)
第12条(契約解除)
第13条(損害賠償)
第14条(協議事項)
第15条(契約の成立及び変更)
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