損益計算書とは、企業の一定期間における経営成績を示す書類であり、決算書(財務諸表)の1つです。収益(売上高)から費用を差し引いた、最終的な利益または損失が分かります。 損益計算書を作成する主な理由として、(1)企業が一定期間(※四半期または年度)においてどれだけ利益を上げたのか、あるいは損失を出したのかを明確にするため、(2)経営陣が業績を把握し、経営戦略の見直しや改善を行うため、(3)投資家や株主が企業の収益性を評価し、投資の意思決定を行う重要な判断資料になるためなどが挙げられます。 また、損益計算書を作成することにより、経営の透明性の向上や経営パフォーマンスの改善に役に立つ、財務状態が健全かどうかの判断ができるといったメリットがあります。 こちらは横レイアウトで作成した、シンプルな年度別の損益計算書(Excel版)です。売上総利益や営業利益などを自動で計算できる仕様になっており、無料でダウンロードすることが可能です。
損益計算書とは、会社の1年間の事業の損益の状況を示し、事業が儲かっているかどうかを明らかにする計算書
1年分の月次損益計算書を作成するためのExcel(エクセル)システム(飲食店向け)
事業年度終了後の変更届(決算報告)、建設業決算変更届に必要な「様式第十六号財務諸表 損益計算書 完成工事原価報告書(法人用)」です。建設業の許可を受けている業者は、事業年度が終了後しましたら4カ月以内に、事業年度終了後の変更届を許可行政庁(知事許可であれば、都道府県知事宛、大臣許可であれば地方整備局長宛)に提出する必要があります。
残高試算表とは、各勘定科目の合計差額となる残高をまとめて作成した一覧表のことです。現在のところ資産や売上がどれだけあって、利益がどれくらい出ているのかが分かります。残高試算表は、貸借対照表や損益計算書を作成するうえでの、ベースとなるものです。 一般に、試算表とは仕訳や転記、計算上のミスなどを確認するために作成されるもので、「合計試算表」「残高試算表」「合計残高試算表」の3種類があります。いずれも借方と貸方の数値が最終的に一致する点は同じであり、一致しなかった場合には何らかのミスがあったと判断されます。 また、試算表は経理上のミスを点検するほかにも、決算書に活用することや、(経営状態や業績の推移が分かるため)資金調達する際に金融機関へ提出することを目的としても作成されます。 こちらはGoogleドキュメントで作成した、貸借対照表&損益計算書記入版の残高試算表です。無料でダウンロードできるので、ご活用いただけると幸いです。
1年分の月次損益計算書を作成するためのExcel(エクセル)システム(物流業向け)
1年分の月次損益計算書を作成するためのExcel(エクセル)システム