本契約書は、専門的なビジネス教育サービスを提供するスクールが、外部の講師派遣会社と契約を締結する際に使用する契約書類一式の雛型です。
本雛型は、基本契約書、個別契約書、カリキュラム、使用教材一覧という4つの文書で構成されています。
基本契約書では講師派遣に関する基本的な権利義務関係を規定し、個別契約書では具体的な講座の実施条件を定めています。
さらに、カリキュラムと使用教材一覧により、具体的な講座内容と教材を明確化しています。
主な適用場面として、ビジネススクール、企業内大学、社内研修機関、各種教育機関等が、経営学、マーケティング、ファイナンス等の分野で外部講師を活用する際に利用できます。
特に、継続的に複数の講座を実施する場合や、複数の講師を起用する場合に適しています。
また、基本契約と個別契約の二段階方式を採用することで、継続的な取引関係に柔軟に対応できる構成となっています。
さらに、カリキュラムと使用教材一覧を別紙として添付することで、講座の具体的内容や使用教材を明確化し、委託者と受託者の間での認識の齟齬を防ぐことができます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
【参考】
〔ビジネススクール講師派遣業務委託基本契約書(全23条)〕
第1条(目的)
第2条(定義)
第3条(委託業務)
第4条(個別契約)
第5条(講師の選定及び通知)
第6条(受託者の義務)
第7条(講師の義務)
第8条(代替講師の派遣)
第9条(教材等の作成)
第10条(報酬)
第11条(実施報告)
第12条(品質管理)
第13条(機密保持)
第14条(個人情報の取扱い)
第15条(反社会的勢力の排除)
第16条(権利義務の譲渡禁止)
第17条(損害賠償)
第18条(免責)
第19条(契約期間)
第20条(解除)
第21条(契約終了後の措置)
第22条(協議事項)
第23条(管轄裁判所)
〔ビジネススクール講師派遣個別契約書(全7条)〕
第1条(講座の内容)
第2条(実施条件)
第3条(担当講師)
第4条(報酬)
第5条(教材の著作権)
第6条(中止・変更)
第7条(その他)
別紙1:カリキュラム
別紙2:使用教材一覧
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