これは「アパレル製品デザイン侵害に関する示談書」の雛型で、アパレル業界でデザインの著作権や商標権の侵害トラブルが発生した際に活用できる文書です。
この示談書雛型は、権利者と侵害者の間で円満な紛争解決を図るために必要な条項を網羅しています。
適用場面としては、他社のデザインを無断で使用してアパレル製品を製造・販売した場合や、類似性の高いデザインを用いて商品化した場合など、知的財産権侵害が認められるケースで使用することができます。
本雛型の特徴として、侵害行為の確認から損害賠償、侵害行為の中止、再発防止措置まで詳細かつ具体的に規定している点が挙げられます。
また、違約金条項や取引先への通知義務など実務上重要な条項も含まれており、権利者の保護と将来の紛争防止に配慮した内容となっています。
ファッションブランドやアパレルメーカー、デザイン事務所などが自社のデザイン権を守るために、知的財産権侵害案件を解決するための基礎資料として最適です。
必要に応じて個別の事案に合わせてカスタマイズすることで、様々なデザイン侵害ケースに対応可能な汎用性の高い文書です。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(侵害行為の確認)
第2条(侵害の範囲)
第3条(損害賠償)
第4条(遅延損害金)
第5条(侵害行為の中止)
第6条(取引先への通知)
第7条(再発防止措置)
第8条(新製品の事前確認)
第9条(違約金)
第10条(権利不存在の主張の禁止)
第11条(秘密保持)
第12条(関連訴訟等の取下げ)
第13条(権利譲渡の禁止)
第14条(完全合意)
第15条(修正)
第16条(分離可能性)
第17条(準拠法)
第18条(紛争解決)
第19条(信義誠実の原則)
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