本「【改正民法対応版】実験・実習における安全配慮義務違反事故に関する損害賠償示談書」は、大学や専門学校等の教育機関における実験・実習時の事故に関する損害賠償の示談について、改正民法に対応した形で整理した雛型となります。
特に理科系の実験や実習、工作等の授業における安全配慮義務違反に起因する事故の示談に適しています。
本雛型では、事故の発生状況や安全配慮義務違反の具体的内容、損害の詳細な内訳、損害賠償金の支払方法、示談の効力範囲、再発防止措置など、実験・実習時の事故に特有の要素を詳細に規定しています。
また、後遺障害が発生した場合の請求権留保など、将来的なリスクにも配慮した内容となっております。
具体的な適用場面としては、化学実験における薬品事故、工作実習時の工具による負傷事故、実験器具の不具合による事故など、教育現場での実験・実習に関連する様々な事故案件にご活用いただけます。
示談交渉の際の たたき台として、お使いいただくことを想定しております。
なお、本雛型では立会人欄を設けておりますが、示談の効力に立会人は必須ではありません。
当事者間での合意が成立している場合は、立会人欄を削除してご利用いただくことも可能です。
ただし、示談内容の証明という観点から、可能な限り中立的な第三者に立ち会っていただくことをお勧めいたします。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(事故の概要)
第3条(乙の安全配慮義務違反)
第4条(損害の内容)
第5条(損害賠償金の支払)
第6条(遅延損害金)
第7条(示談の効力)
第8条(再発防止措置)
第9条(秘密保持)
第10条(信義誠実)
第11条(準拠法)
第12条(管轄裁判所)
第13条(本示談書の正本)
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