この書式は、セルフサービス型ガソリンスタンドをフランチャイズ方式で展開する際に、本部と加盟者との間で取り交わす契約内容を明確にするために作成された雛型です。
ブランドの使用条件や営業区域の取り決め、加盟金やロイヤルティの支払い方法、店舗の運営方針や競業避止義務といった重要な約束事を網羅しており、本部側に有利な形でまとめられています。
特に、セルフサービスガソリンスタンドは設備投資が大きく、日々の運営においても安全管理や品質管理が欠かせません。
そのため、あらかじめ契約で明確なルールを定めておくことは、トラブルを防ぎ、安定した事業運営につながります。
この雛型を使うことで、本部は統一的な基準のもとで加盟者を管理しやすくなり、加盟者も契約に沿って運営することで信頼性の高いサービスを提供することができます。
また、契約期間や更新の手続き、契約終了後の義務や競業禁止の範囲など、事業を継続するうえで見落としやすい点もカバーしています。
さらに、損害賠償や管轄裁判所の定めも含まれているため、万が一の紛争時にも役立つ内容です。
本書式はWord形式で編集可能となっており、金額や所在地、期間などを入力するだけでそのまま契約書として使用できます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(定義)
第3条(営業店舗の所在地及び営業区域)
第4条(契約期間)
第5条(加盟金及び保証金)
第6条(ロイヤルティ及び各種費用)
第7条(研修及び指導)
第8条(設備及び商品)
第9条(営業標識の使用)
第10条(営業の義務)
第11条(専業義務及び競業避止義務)
第12条(秘密保持義務)
第13条(品質管理及び検査)
第14条(損害保険)
第15条(危険物取扱者の確保)
第16条(売上報告義務)
第17条(契約の解除)
第18条(契約終了時の義務)
第19条(損害賠償)
第20条(契約譲渡の制限)
第21条(最低売上保証)
第22条(本部の監督権)
第23条(知的財産権)
第24条(準拠法及び合意管轄)
第25条(協議事項)
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