ユーザーの関心を引きつけて購買や行動を促進するための、広告やマーケティングにおける有効なメッセージの並べ方に関するフレームワークが「(新)PASONAの法則」です。
「PASONA」という名称は、以下の単語の頭文字から取られたものです。
(1)Problem(問題):ユーザーが抱えている悩みや欲求を提起する
(2)Affinity(親近感):問題の中身を掘り下げつつユーザーに共感し、親近感を誘う
(3)Solution(解決策):問題を解決できる具体的方法を提示する
(4)Offer(提案):解決策を導入してもらうための提案をする(無料お試しなど)
(5)Narrowing Down(絞込):限定期間を絞り込み、今すぐ購買すべき理由を示す
(6)Action(行動):行動してもらうように呼びかける
これらの順番が、そのままメッセージの並べ方を表しています。
(新)PASONAの法則を活用すれば、感情に訴えかける文章を作成でき、有益な情報を教えてくれているとユーザーに感じさせられるというメリットがあります。
なお、従来の法則ではAにあたる部分が、問題の中身を掘り下げつつ、解決の緊急度を煽り立てることを意味する「Agitation(煽り)」で、SOの部分がSolutionのみとなっていました。それらを変更・改善したという意味で、(新)PASONAの法則と呼ばれています。
こちらはExcelで作成した、(新)PASONAの法則を活用するときに役立つテンプレートです。無料でダウンロードできるので、ご利用いただけると幸いです。
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