担保として差し入れられている土地について、その一部を切り分けて売却し、売却代金を借入金などの返済に充てる。
こうした取り決めを書面化するための合意書です。債権者と債務者の双方が、分筆から売却、代金の入金、抵当権の一部抹消までの流れを事前に取り決めておくことで、後々のトラブルを防ぎ、手続きを円滑に進めることができます。
使う場面としては、金融機関からの借入金の返済が困難になり、担保に入っている土地の一部を手放して返済原資を捻出したい場合、事業資金の返済計画の見直しにあたって担保不動産を部分的に売却したい場合、相続した土地に抵当権が付いていて一部だけ売却したい場合などが想定されます。
土地全体を売らずに一部だけ切り離して売却する「分筆」という手続きを伴うため、測量や登記の手順、売却価格の下限、代金の振込先、残った債務の取り扱いといった細かい部分まで、あらかじめ当事者間で合意しておく必要があります。
本書式は、そうした複雑な取り決めを一枚の合意書として整理できるよう、必要な条項を網羅的に盛り込んでいます。
分筆の期限、売却の最低価格、買主の事前通知、抵当権の一部抹消のタイミング、売却代金からの諸費用控除、残った債務の扱いなど、実務で問題になりやすいポイントを具体的に規定しています。強制執行認諾付き公正証書の作成条項も備えていますので、万が一の際の備えも可能です。
Word形式でお届けしますので、当事者名や金額、不動産の所在、期日などを実際の案件に合わせて書き換えてお使いいただけます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(本件債権の確認)
第2条(担保の確認)
第3条(本件担保不動産の表示)
第4条(分筆の合意)
第5条(売却の合意)
第6条(抵当権の一部抹消)
第7条(売却代金の弁済充当)
第8条(残債務の取扱い)
第9条(乙の表明及び保証)
第10条(乙の義務)
第11条(期限の利益の喪失)
第12条(解除)
第13条(公正証書の作成)
第14条(費用負担)
第15条(秘密保持)
第16条(協議事項)
第17条(合意管轄)
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