本「【改正民法対応版】音楽原盤制作プロデュース業務委託契約書」は、レコード制作会社等が音楽原盤の製作にあたって外部の音楽プロデューサーに業務を委託する際に使用する契約書雛型です。
音楽プロデューサーが実演家、作詞家、作曲家とは異なる立場から、特定の音楽ジャンルに関するノウハウの提供やプロモーション活動に関する助言を行う場合に有益な内容となっています。
本契約書雛型は、改正民法に対応しており、音楽業界の実務に即した規定を備えています。
レコード制作会社が音楽プロデューサー個人と直接契約を締結するケースだけでなく、音楽プロデューサーが所属する芸能プロダクション等との契約にも対応可能な柔軟な構成となっています。
特徴的な点として、プロデュース業務の具体的な範囲を明確に定義し、制作過程における権利関係を規定しています。
また、基本委託料と売上に連動した成功報酬の併用など、実務に即した報酬体系を採用しています。
さらに、音楽原盤の二次利用に関する権利処理や、クレジット表記に関する取り決めなど、音楽ビジネスの特性を考慮した条項も充実しています。
本契約書雛型は、単発の楽曲制作から、特定のアーティストの複数作品の制作まで、様々な規模のプロジェクトに対応可能です。
制作スケジュールや仕様に関する詳細な別紙付きで、プロジェクトの進行管理にも活用できます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(定義)
第3条(委託業務)
第4条(善管注意義務)
第5条(進捗報告)
第6条(委託料)
第7条(制作費)
第8条(権利帰属)
第9条(クレジット表記)
第10条(原盤の仕様変更)
第11条(二次利用)
第12条(保証)
第13条(秘密保持)
第14条(独占禁止)
第15条(権利義務の譲渡禁止)
第16条(契約の解除)
第17条(反社会的勢力の排除)
第18条(期限の利益喪失)
第19条(損害賠償)
第20条(不可抗力)
第21条(契約の変更)
第22条(存続条項)
第23条(協議解決)
第24条(管轄裁判所)
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