本「【改正民法対応版】封入封緘等業務委託基本契約書」は、企業が郵送物の準備作業を外部業者に委託する際の契約書雛型です。ダイレクトメールや請求書、各種通知書などの大量郵送を効率的に外注することで、コスト削減と業務効率化を実現できます。
この契約書は継続的な業務委託関係を前提とした基本契約として設計されており、具体的な作業内容は個別の発注書で対応する仕組みです。
通信販売会社のカタログ発送、保険会社の契約者通知、金融機関の顧客案内、不動産会社の物件情報発送など、幅広い業種で活用できます。自治体の住民通知、医療機関の患者案内、教育機関の受験生向け郵送にも適用可能です。
契約書の特徴として、現代の業務委託で重要な機密保持と個人情報保護について詳細な条項を設けています。
郵送物に含まれる住所・氏名などの個人情報の適切な管理方法を明確に定めています。品質管理の観点から、誤封入や宛名間違いといった事故防止についても具体的に言及し、実際の業務現場で起こり得るトラブルを想定した内容です。損害賠償責任については現実的な限度額を設定し、双方にとって公平な契約関係を構築できるよう配慮されています。
この契約書雛型を使用することで、郵送業務外注で発生しがちなトラブルを事前に防げます。
作業手順と品質基準を明確化し、期待する仕上がりと実際の成果物とのギャップを回避できます。継続的取引を前提とした基本契約により、個別発注のたびの契約書作成手間を省き、業務効率向上につながります。
機密保持と個人情報保護の規定により、企業のリスク管理体制も強化されます。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(業務内容)
第3条(個別契約)
第4条(業務の実施)
第5条(委託料)
第6条(品質管理)
第7条(機密保持)
第8条(個人情報の取扱い)
第9条(責任)
第10条(契約期間)
第11条(契約解除)
第12条(反社会的勢力の排除)
第13条(協議)
第14条(準拠法・合意管轄)
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