普通借家契約では、借地借家法上、賃貸人(以下「オーナー」といいます。)による更新拒絶には正当事由が必要とされており、かかる正当事由を伴った更新拒絶がなされない限り、賃貸借契約は自動的に更新されることになります。 これに対して、本書式に定める定期借家契約の場合は、このような更新に関する規定の適用を排除する特約の有効性が借地借家法上、認められています。このような更新のない賃貸借契約を、定期借家契約といいます。 (1)定期借家契約の内容 定期借家契約を有効に成立させるためには、①一定の契約期間、および②契約の更新がないことを契約において定めなければなりません。 普通借家契約では、契約において、契約期間を定めることは義務づけられておらず、期間の定めのない普通借家契約も認められています。 これに対して、定期借家契約では、必ず契約期間を定める必要があります(借地借家法第38条第1項)。この場合の期間は、1年未満でもよく、月単位や週単位での契約も可能です。 (2)定期借家契約の締結に関する規制 定期借家契約を締結する場合には、オーナーは、定期借家契約の締結前に、建物の賃借人(以下「テナント」といいます。)に対し、当該賃貸借契約は契約の更新がなく、期間の満了により当該建物の賃貸借は終了することについて、その旨を記載した書面を交付して説明しなければなりません(借地借家法第38条第2項)。 本書式では、当該説明書面(「定期建物賃貸借契約締結に際しての事前説明書」)もセットとなっております。なお、保証人の定めはない二者間契約です。(保証人の定めのある三者間契約バージョンは別途ご用意しております。) 適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。 〔条文タイトル〕 第1条(使用目的等) 第2条(契約の期間) 第3条(事前説明) 第4条(賃料) 第5条(賃料の固定) 第6条(賃料の支払方法) 第7条(敷金) 第8条(禁止又は制限される行為) 第9条(修繕) 第10条(契約の解除) 第11条(乙からの解約) 第12条(明渡し・原状回復) 第13条(立入り) 第14条(再契約) 第15条(協議)
■賃貸契約解約通知書とは 賃貸物件の契約を終了したい旨を、貸主(大家)や不動産管理会社に対して書面で正式に申し出るための書類です。物件情報や希望解約日に加え、敷金の返還先口座といった、退去に伴う手続きに必要な情報を網羅的に記載できるようになっています。 ■利用するシーン ・契約の更新時期に合わせて、現在入居している物件からの引越しを決めた際に利用します。 ・転勤などの事情で契約期間の途中で退去する必要が生じ、貸主へ予告する場面で利用します。 ・法人が借り上げている社宅について、管理部門が退去手続きを進める際に利用します。 ■利用する目的 ・口頭ではなく書面で解約の意思を明確に伝え、公式な通知として記録に残すために利用します。 ・退去日や敷金返還に関する重要事項を貸主と共有し、双方の認識を合わせるために利用します。 ・「通知した・していない」といった、後の言動の不一致によるトラブルを未然に防ぐために利用します。 ■利用するメリット ・定型化された書式を用いることで、通知すべき必要事項を漏れなく伝えられます。 ・書面で通知することにより、契約に則った確実な解約手続きを進めることができます。 ・通知書が手元に控えとして残るため、退去手続きが完了するまで安心して交渉を進められます。 こちらはExcel版の、賃貸契約解約通知書のテンプレートです。無料でダウンロードできるので、法人契約している物件の解約手続きなどに、本テンプレートをご活用ください。
建物の合体とは、複数の建物を1つの建物にまとめる場合に申請する申請書
この書式は、事業用物件に幅広く対応できるよう設計された「普通借家契約書」と「定期借家契約書」を一体化した実務向けテンプレートです。事務所・店舗・民泊など多様な用途に使用でき、契約形態に応じてどちらの書式も選択可能。さらに、実際の運用を想定した「特約事例集」を付属しており、特に民泊や旅館業として活用する際に必要な特約条項をすぐに挿入できる構成になっています。法改正(借地借家法・民法)に対応し、貸主・借主双方のリスク回避を考慮した内容で、初めて契約書を作成する方から専門家まで安心して使える実用性の高い書式です。
賃借者が賃借している建物の増築の許可をいただけるようにお願いするための書類
「【改正民法対応版】建物転貸借契約書(借主有利版)」は、日本の民法改正に基づいて作成された建物の転貸借に関する契約書のことです。この契約書は、借主(転借人)がより有利な条件で建物を転貸することを目的としています。 民法改正により、借主(転借人)の権利が強化され、建物転貸借契約において不利な条件があった場合でも、借主に有利な取り決めが優先されるようになりました。この改正を反映させた契約書です。 〔条文タイトル〕 第1条(本件建物の特定と賃料の支払い) 第2条(賃貸期間) 第3条(使用目的) 第4条(敷金) 第5条(善管注意義務) 第6条(修繕等) 第7条(転貸等) 第8条(本件建物の全部ないし一部滅失等) 第9条(解除) 第10条(損害賠償) 第11条(本件建物の返還・原状回復) 第12条(必要費・有益費の償還) 第13条(合意管轄) 第14条(協議)
債権者が債務者の持っている権利を債務者自身に代わって行使する権利を、債務者に対しその権利行使を催告する際に使用する書類
M&A契約書・合併契約書 NDA・機密保持契約書・秘密保持契約書 リース契約書 解約通知書・契約解除通知・契約解除合意書 コンサルティング契約書・顧問契約書 業務提携契約書 利用規約 贈与契約書 譲渡契約書 請負契約書 売買契約書 賃貸契約書・賃貸借契約書 販売店・代理店契約書 取引基本契約書 使用貸借契約書 金銭消費貸借契約書 投資契約書・出資契約書 債務承認弁済契約書・債務弁済契約書 業務委託契約書
業種別の書式 売上管理 Googleドライブ書式 経営・監査書式 経理業務 営業・販売書式 その他(ビジネス向け) 業務管理 リモートワーク コロナウイルス感染症対策 企画書 契約書 中国語・中文ビジネス文書・書式 英文ビジネス書類・書式(Letter) 社外文書 請求・注文 トリセツ 社内文書・社内書類 製造・生産管理 マーケティング 総務・庶務書式 人事・労務書式 経営企画 法務書式 経理・会計・財務書式 マーケティング・販促・プロモーション書式
PDF Word Excel PowerPoint WMF テキスト 画像 Google ドキュメント Google スプレッドシート Google スライド