この契約書は、クラウドサービスを利用したデータ処理に関する包契約書の雛型です。
現代のビジネスニーズとデジタルトランスフォーメーションに対応した、実務的で信頼性の高い契約書として活用できます。
本契約書雛型は、改正民法に準拠しており、クラウドサービス提供者とその利用者の双方の権利と義務を詳細に規定しています。
データの取り扱い、セキュリティ対策、知的財産権などの重要な法的要素を網羅し、特にデータ保護とプライバシーに関する条項は現代のデジタルビジネスの要件を満たしています。
契約書雛型本文に加え、詳細な料金表と技術仕様書が付属しており、AWS環境を前提としたシステム構成、データ処理機能、セキュリティ要件、可用性要件、運用保守体制まで具体的に定めています。
これにより、契約当事者間での認識の齟齬を防ぎ、スムーズな契約締結と運用が可能となります。
この雛型は、SaaSプロバイダー、システムインテグレーター、ITコンサルタント、法務担当者など、クラウドサービスの提供や導入に関わる実務家にとって、有用な契約書の雛型として活用できます。
企業規模や業態に応じてカスタマイズ可能で、デジタルサービスの契約実務における時間とコストの削減に貢献します。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(定義)
第2条(本契約の目的)
第3条(本サービスの内容)
第4条(提供環境)
第5条(アカウント管理)
第6条(サービス利用料金)
第7条(サービスの停止)
第8条(データの取扱い)
第9条(セキュリティ対策)
第10条(秘密保持)
第11条(再委託)
第12条(知的財産権)
第13条(保証及び責任制限)
第14条(契約期間)
第15条(契約の解除)
第16条(契約終了後の処理)
第17条(反社会的勢力の排除)
第18条(権利義務の譲渡禁止)
第19条(存続条項)
第20条(準拠法)
第21条(管轄裁判所)
第22条(協議解決)
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