こちらの文書はマンション管理業務主任者を契約社員として雇用する際の契約書雛型です。
本契約書雛型は、マンション管理会社が管理業務主任者を契約社員として雇用する際に活用できる、雇用主の立場を重視して作成された契約書テンプレートです。
近年、区分所有建物の適正管理の重要性が高まるなか、管理業務主任者の専門性を確保しつつ、雇用関係を明確に規定することは事業運営上極めて重要となっています。
本契約書は改正民法に対応し、契約期間、職務内容、勤務時間、給与体系、服務規律、守秘義務、競業避止義務など、管理業務主任者の雇用において必要不可欠な条項を網羅しています。
雇用主の経営判断の自由度を確保するため、更新の柔軟性や業務上の必要に応じた勤務地変更、時間外勤務の可能性などを明記している点が特徴です。
特に退職後の競業避止義務や損害賠償条項は、企業の営業権益を保護する観点から設計されています。
適用場面としては、新規にマンション管理業務主任者を採用する場合はもちろん、既存の契約内容を見直して経営効率を高めたい場合や、正社員から契約社員への雇用形態変更を検討している場合に特に有効です。
また、マンションだけでなく、ビル管理など類似の管理業務に携わる契約社員の雇用契約書としても、適宜修正のうえ応用可能です。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(職務内容)
第3条(契約期間)
第4条(試用期間)
第5条(勤務時間)
第6条(休日)
第7条(時間外勤務)
第8条(給与)
第9条(諸手当)
第10条(賞与及び昇給)
第11条(社会保険等)
第12条(年次有給休暇)
第13条(特別休暇及び法定休業)
第14条(服務規律)
第15条(個人情報保護及び守秘義務)
第16条(競業避止義務)
第17条(契約解除)
第18条(退職及び業務の引継ぎ)
第19条(損害賠償)
第20条(契約外の事項及び合意管轄)
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