この「【改正民法対応版】出版物校正・校閲業務委託基本契約書」は、出版社、編集プロダクション、フリーランスの校正者・校閲者など、出版物の制作に関わる各関係者間の業務委託関係を規律するために作成された契約書の雛型です。
本契約書雛型は、業務委託の基本的な事項から、成果物の著作権処理、機密保持、損害賠償、反社会的勢力の排除まで、実務上必要な条項を漏れなく規定しています。
特に、校正業務と校閲業務の定義を明確に区分し、個別契約の成立から納品・検収までのプロセスを詳細に定めることで、業務の範囲や責任の所在を明確化しています。
また、成果物の著作権の帰属や著作者人格権の不行使についても明確な規定を設けており、著作権に関するトラブルを未然に防ぐ内容となっています。
本契約書雛型は、出版社が個人の校正者・校閲者に業務を委託する場合や、編集プロダクションが出版社から受託した校正・校閲業務を再委託する場合など、さまざまな取引関係に対応可能な汎用性の高い内容となっています。
業務の規模や性質に応じて、委託料の算定方法や納期の設定など、必要な箇所を適宜カスタマイズしてご利用いただけます。
契約書作成実務の経験が少ない方でも、本契約書をベースに必要な修正を加えることで、適切な契約関係を構築することができます。
特に、フリーランスの校正者・校閲者との取引開始時や、既存の契約書の見直しを検討されている際にお勧めです。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(定義)
第3条(委託業務の内容)
第4条(個別契約の成立)
第5条(納品及び検収)
第6条(委託料及び支払方法)
第7条(機密保持)
第8条(成果物の権利帰属)
第9条(業務従事者)
第10条(再委託の禁止)
第11条(事故等の報告)
第12条(損害賠償)
第13条(契約期間)
第14条(契約の解除)
第15条(反社会的勢力の排除)
第16条(存続条項)
第17条(協議事項)
第18条(管轄裁判所)
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