この契約書雛型は、フィギュア制作業界における原型師との業務委託契約に特化した、実務的かつ包括的な内容となっています。
フィギュア制作の特殊性を考慮した条項を詳細に規定しています。
本契約書雛型の特徴として、原型制作過程における段階的な確認プロセス、参考資料の取扱い、知的財産権の処理など、フィギュア制作特有の重要事項を網羅的にカバーしています。
特に、制作過程における各段階でのクオリティチェックや修正指示のプロセス、原型完成までの支払条件、制作現場の管理など、実務上発生しやすい課題に対応する条項を整備しています。
さらに、追加費用の取り扱い、納期変更の条件、検収基準など、フィギュア制作プロジェクトの進行において重要となる実務的な規定も充実しています。
秘密保持義務や再委託に関する規定も、フィギュア業界の特性を考慮して作成されています。
本契約書雛型は、フィギュアメーカーの法務担当者や知的財産部門の実務家の意見を参考に作成されており、権利侵害や損害賠償に関する条項など、法的リスク管理の観点からも充実した内容となっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2023年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(業務内容)
第3条(発注手続)
第4条(原型制作過程)
第5条(参考資料の取扱い)
第6条(委託料)
第7条(追加費用)
第8条(納期及び納品)
第9条(検収)
第10条(知的財産権)
第11条(権利侵害)
第12条(秘密保持)
第13条(制作現場の管理)
第14条(再委託の禁止)
第15条(契約期間)
第16条(解除)
第17条(損害賠償)
第18条(権利義務の譲渡禁止)
第19条(反社会的勢力の排除)
第20条(協議事項)
第21条(管轄裁判所)
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