本契約書は、一般企業、ホテル、ヘルスケア施設等の運営者が、フリーランス(個人事業主)のセラピストに対して、訪問・出張リラクゼーションの業務を委託する際に必要な事項を規定した雛型です。
業務委託契約における重要な法的要件を網羅しつつ、リラクゼーション業界の特性を考慮した実務的な内容となっています。
安全衛生管理や品質管理など、サービス品質の確保に必要な事項を詳細に規定しています。
契約書本文では、業務内容、契約期間、報酬、実施体制、設備・備品、予約管理、安全衛生、機密保持等の基本的な契約条項を定め、具体的な実施条件は別紙の業務仕様書に委ねる二層構造としています。これにより、実務上の柔軟な運用が可能となっています。
添付の業務仕様書では、サービス提供内容、提供場所、営業時間、予約体制、報酬体系、必要設備、衛生管理基準、接客マナー、研修制度、報告体制、品質管理等について詳細に定めており、実務において必要となる具体的な取り決め事項を漏れなく規定しています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
【条文構成:全24条】
第1条(目的)
第2条(定義)
第3条(業務内容)
第4条(契約期間)
第5条(報酬及び支払方法)
第6条(実施体制)
第7条(設備・備品等)
第8条(予約・スケジュール管理)
第9条(サービス提供上の注意義務)
第10条(報告義務)
第11条(独立した事業者としての地位)
第12条(安全衛生及び事故防止)
第13条(衛生管理)
第14条(機密保持)
第15条(知的財産権)
第16条(競業避止)
第17条(損害賠償)
第18条(契約解除)
第19条(契約終了後の処理)
第20条(反社会的勢力の排除)
第21条(権利義務の譲渡禁止)
第22条(契約の変更)
第23条(協議事項)
第24条(管轄裁判所)
【業務仕様書:全12項目】
1.サービス提供内容
2.サービス提供場所
3.サービス提供時間
4.予約・受付体制
5.報酬
6.必要な設備・備品
7.衛生管理・安全基準
8.接客・マナー基準
9.研修・講習
10.報告・連絡体制
11.品質管理
12.特記事項
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