2026年1月から、これまでの「下請法」が大きく改正され、「中小受託取引適正化法」(通称:取適法)という新しい法律に生まれ変わります。
この契約書は、その改正に完全対応したデザイン制作委託契約書のひな型です。
広告代理店やメーカーがデザイナーやデザイン事務所に対してロゴ、パッケージ、ウェブサイトなどの制作を外注するとき、発注側と受注側の間でトラブルが起きないよう、あらかじめルールを決めておく書類になります。
とくに2026年からは、発注側が守らなければならないルールが厳しくなり、たとえば手形での支払いが全面的に禁止されたり、受注側から「単価を見直したい」と言われたときに無視すると違反になったりします。
この契約書は、そうした新しいルールをすべて盛り込んでいますので、法改正後もそのまま使えます。
使う場面としては、企業がフリーランスのデザイナーや小規模なデザイン会社に仕事を頼むときが典型的です。
新商品のパッケージデザインを外注する、会社のロゴを作ってもらう、ホームページのリニューアルを依頼するなど、デザインに関する外注全般で活用できます。
発注書や請書だけで済ませている会社も多いかもしれませんが、きちんとした契約書を交わしておくと、納期や支払い条件、著作権の帰属といった重要な事項が明確になり、後々の「言った・言わない」を防げます。
また、条文ごとに該当する取適法の条番号を併記していますので、どの条文がどのルールに対応しているのか一目でわかるようになっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(委託内容の明示・取適法第4条書面)
第3条(製造委託等代金の支払)
第4条(遅延利息・取適法第6条)
第5条(禁止行為・取適法第5条)
第6条(代金の協議)
第7条(取引記録の作成及び保存・取適法第7条)
第8条(本件業務の内容)
第9条(納期及び納入場所)
第10条(検査)
第11条(製造委託等代金)
第12条(知的財産権)
第13条(秘密保持)
第14条(契約不適合責任)
第15条(契約の解除)
第16条(損害賠償)
第17条(不利益取扱いの禁止)
第18条(協議解決)
第19条(管轄裁判所)
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