フレームワークカテゴリー
3C分析 4C分析 4P分析 5F分析(ファイブフォース分析) 5WHY 6W2H 7S分析 ABC分析(ABC管理) AIDMA MECE PEST分析 PPM分析 SWOT分析 アンゾフ・マトリックス マトリクス ロジックツリー
「ジョハリの窓」とは、自己分析を行う際に使用する心理学モデルの1つであり、アメリカの心理学者のジョセフ・ルフトとハリー・インガムによって提唱されました。 ジョハリの窓は「自分から見た自分」と「他者から見た自分」の認識の違いを知ることができ、主にコミュニケーションを向上させるために使用されます。そのため、企業の社内研修や人材教育などに活用されています。 具体的には、次の4つの視点(窓)から分析を行います。 ・開放の窓(open self):自分も他人も知っている自己 ・盲点の窓(blind self):他人は知っていても、自分では気付いていない自己 ・秘密の窓(hidden self):自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己 ・未知の窓(unknown self):自分も含めて、誰からもまだ知られていない自己 ジョハリの窓の活用により、(1)自分と他者の認識のズレを可視化できる、(2)自分の強みを認識して、能力を発揮しやすくなる、(3)コミュニケーションの円滑化が図れるので、コーチングやマネジメントにおいて役立つといったメリットがあります。 こちらはPowerPointで作成した、ジョハリの窓を使用する際に役に立つテンプレートです。無料でダウンロードすることができるので、自社内での研修などにご活用ください。
「ニーズ思考」とは、消費者のニーズや市場の要求を基に、新しい製品やサービスを開発するためのフレームワークです。 ニーズ思考の活用により、次のようなメリットがあります。 (1)顧客満足度の向上:ニーズに基づいて製品やサービスを提供するため、顧客満足度が高まり、リピート率の向上が期待できる。 (2)開発リスクの軽減:顕在化しているニーズに対応するため、市場の需要が見込みやすく、開発リスクを軽減できる。 (3)競争力の強化:顧客のニーズを正確に把握することで、市場に適した製品やサービスを提供できるため、競争力が強化される。 ただし、顕在化しているニーズにフォーカスするため、革新的な製品や全く新しい市場を生み出すことが難しく、また、競合他社も同じニーズに着目しやすいため、差別化が難しく価格競争に陥りやすいという点には注意が必要です。 こちらは無料でダウンロードできる、ニーズ思考を実施する際に役立つテンプレート(PowerPoint版)です。新たな製品やサービスの開発に、本テンプレートをご活用ください。
逆(説)設定法とは、通常の思考プロセスとは逆の視点からアプローチを行い、新しいアイデアを生み出す、または問題の解決を図るフレームワークです。 逆(説)設定法を活用することで、次のようなメリットがあります。 ・新たな視点の獲得:逆の視点から考えることで通常の思考プロセスから脱却し、新しいアイデアや解決策が見つけやすくなる ・創造性の向上:逆の状況を考えることで自由な発想が促進され、創造的な解決策が生まれやすくなる ・問題解決能力の強化:行き詰まった問題に対して、新たなアプローチを見出せるようになる ただし、このフレームワークは、従来のアプローチでは解決が困難な問題に対して効果を発揮するものの、逆の視点からのアプローチが実現可能や有益とは限らないため、生み出されたアイデアについて、慎重に検討すべきという点には注意が必要です。 こちらはExcelで作成された、逆(説)設定法を実践する際に役立つテンプレートです。自社の商品開発やサービス改善などに、無料でダウンロードできる本テンプレートをご活用ください。
バランススコアカード(BSC)とは、企業の戦略を評価・管理するためのフレームワークであり、「財務」の視点だけでなく、次の「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」を合わせた4つの視点から多角的に業績を評価します。 ・財務の視点:売上高や利益率、キャッシュフローなど、財務的な目標や指標。 ・顧客の視点:顧客満足度や顧客維持率、新規顧客獲得数など、顧客に関する目標や指標。 ・業務プロセスの視点:生産性や品質、納期遵守率など、内部業務プロセスに関する目標や指標。 ・学習と成長の視点:従業員の能力開発や技術革新、組織文化など、組織の学習と成長に関する目標や指標。 バランススコアカードを活用する主な目的は、従来の財務指標のみに偏った業績評価ではなく、組織の長期的な成長と持続的な価値創造に繋がる戦略を、多角的な視点から管理することにあります。 「財務」「顧客」「内部プロセス」「学習と成長」という4つの視点から組織のパフォーマンスを評価することで、偏りのない総合的な評価が可能になります。 また、組織のビジョンや戦略を具体的な目標や指標に落とし込むことで、全従業員が共通の目標に向かって行動できるようになるなどのメリットもあります。 こちらはPowerPointで作成した、バランススコアカードを活用する際に役立つテンプレートです。無料でダウンロードできるので、自社で戦略の評価などを行う際に、ご利用ください。
シックスハット法とは、次の6色の「帽子」に象徴される、異なる視点を基にアイデアを生み出すフレームワークです。水平思考(ラテラルシンキング)を提唱した、エドワード・デ・ボノによって考案されました。 ・白い帽子(客観的・中立的):データや事実、情報に基づいて考える ・赤い帽子(感情的・直感的):感情や直感、第一印象を率直に述べる ・黒い帽子(批判的・消極的):リスクや懸念点、問題点に目を向ける ・黄色い帽子(肯定的・希望的):利点やポジティブな側面、可能性を考える ・緑の帽子(創造的・革新的):新しいアイデアや代替案、創造的な視点で考える ・青い帽子(分析的・俯瞰的):思考のプロセスを管理し、議論の流れを整理する 垂直思考が論理的な分析や問題を深掘りしていくような、従来の考え方であるのに対して、 水平思考とは常識に囚われることなく、さまざまな視点から自由に発想して問題解決を試みる方法です。 シックスハット法を活用することで、各メンバーが多様な視点を取り入れ、新たなアイデアを生み出せます。また、メンバー全員が統一した視点で議論を進めていくため、違う意見を持つ者同士であっても会議をスムーズに進めることが可能です。 こちらはシックスハット法の活用時に役に立つ、Excelで作成したテンプレートです。無料でダウンロードできるので、自社の商品やサービスの企画などにご活用ください。
ユーザーに購買や行動を促すための、広告やマーケティングにおける有効な文章構成のフレームワークが「(新)PASONAの法則」です。 こちらはWordで作成した、(新)PASONAの法則を活用するときに役立つテンプレートになります。 「PASONA」という名称は、「Problem(問題)」「Affinity(親近感)」「Solution(解決策)」「Offer(提案)」「Narrowing Down(絞込)」「Action(行動)」のそれぞれの頭文字から取られたものであり、これらの順番が、そのまま文章構成を表しています。 (1)Problem:ユーザーが抱えている悩みや欲求を提起する (2)Affinity:問題の中身を掘り下げつつユーザーに共感し、親近感を誘う (3)Solution:問題を解決できる具体的方法を提示する (4)Offer:解決策を導入してもらうための提案をする(無料お試しなど) (5)Narrowing Down:限定期間を絞り込み、今すぐ購買すべき理由を示す (6)Action:行動してもらうように呼びかける なお、従来の法則ではAにあたる部分が、問題の中身を掘り下げつつ、解決の緊急度を煽り立てることを意味する「Agitation(煽り)」で、SOの部分がSolutionのみとなっていました。その違いを表す意味で、(新)PASONAの法則と呼ばれています。 (新)PASONAの法則を活用すれば、文章力のみで商品やサービスの購入を促せる、成約率(CV 率)を上げられるなどのメリットがあります。 本テンプレートは無料でダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
複数の要素や問題の関係性を視覚的に整理するためのテンプレートです。影響の流れや要因分析を行う際に活用でき、ビジネスやプロジェクト管理に役立ちます。PowerPoint形式で無料ダウンロードが可能です。 ■ 連関図とは 要素間の関係性を矢印などで視覚的に表し、課題や問題の原因・影響を分析するための図解ツールです。組織内の業務プロセス改善や戦略策定、問題解決の場面で活用されます。 ■ 利用シーン ・問題の原因と影響を整理する際 ・プロジェクトの影響関係を可視化する場合 ・業務プロセスを構造化し、改善点を特定するため ・チームでのブレインストーミングや課題分析を行う際 ・組織内の相関関係を視覚的に説明したいとき ■ 利用・作成時のポイント <要素間の関係を明確にする> 矢印やラインの使い方を統一し、関係性が一目で分かるように整理しましょう。 <カテゴリごとに色分けを活用> 影響範囲ごとに異なる色を使用することで、視認性を高めることができます。 <コメント欄を活用して詳細を補足> スライド内にコメントを記入することで、関係性の背景やポイントを説明しやすくなります。 <簡潔な表現で構造化> 情報を詰め込みすぎず、シンプルなキーワードで関係性を示すことで理解しやすくなります。 ■ テンプレートの利用メリット <業務効率の向上> PowerPoint形式のため、要素の追加や関係性の調整がスムーズに行えます。 <直感的な分析が可能> 視覚的に情報を整理することで、問題の本質を素早く把握可能です。 <共通理解を促進> 関係性を明確にすることで、プロジェクトチームや関係者間の認識を統一できます。 <柔軟なカスタマイズ> テンプレートを基に、自社の課題に合わせた編集が容易に行えます。