この契約書テンプレートは、設備や機械のメンテナンス業務を外部の会社に委託するときに使う書式です。
2026年(令和8年)1月から施行される「取適法」(中小受託取引適正化法)に対応した内容となっています。
メンテナンスを依頼する会社と作業を行う会社との間で、代金の支払い方法や業務範囲、トラブル時の対応などをあらかじめ明確に定めておくための書類です。
従来の下請法が大きく改正され、新しいルールが追加されたため、古い契約書のままでは問題が生じる可能性があります。
具体的には、工場の生産設備、空調システム、エレベーター、医療機器、ビルの電気設備など、定期点検や修理が必要な機械・設備を持つ会社が、専門のメンテナンス会社に業務を委託する場面で使用します。
取適法で重要なポイントは、発注側が一方的に代金を決定したり値下げを強要したりできないことです。
この契約書には、代金協議への応諾義務、材料費や人件費上昇時の価格見直し、60日以内の支払い、取引記録の2年間保存、報復措置の禁止など、新法で求められる内容がすべて盛り込まれています。
Word形式のファイルですので、会社名や金額、業務内容などはパソコンで自由に編集できます。別紙として業務仕様書や単価表を付ける形式になっており、実際の取引内容に合わせて調整可能です。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2026年1月1日施行の改正下請法(取適法)対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(委託業務の内容)
第3条(契約期間)
第4条(委託代金及び算定方法)
第5条(代金の協議及び価格改定)
第6条(支払方法及び支払期日)
第7条(検収)
第8条(禁止行為)
第9条(業務の実施)
第10条(再委託)
第11条(報告義務)
第12条(損害賠償)
第13条(不可抗力)
第14条(解除)
第15条(反社会的勢力の排除)
第16条(権利義務の譲渡禁止)
第17条(取引記録の作成・保存)
第18条(書面の電磁的方法による提供)
第19条(誠実協議)
第20条(合意管轄)
第21条(準拠法)
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