これは中古厨房機器の売買に特化した契約書の雛型です。法的な整合性と実務上の利便性を両立させた内容となっています。
本契約書雛型は、売買代金の支払い方法や契約保証金の取り扱いなど、基本的な取引条件を定めるだけでなく、厨房機器特有の搬出入費用の負担区分や補修部品の供給保証など、業界特有の課題に対応する条項も備えています。
物件の設置場所の変更や第三者への転売などについても適切な制限を設けており、売主・買主双方の権利と義務を明確にしています。
とりわけ、物件の引渡しから検査、契約不適合が発見された場合の対応まで、実務上のプロセスに沿った規定を設けており、トラブル防止の観点から有用な内容となっています。
契約解除事由も具体的に列挙されており、取引の安定性を確保しています。
また、反社会的勢力の排除条項や秘密保持条項など、現代の取引実務において不可欠な条項も適切に盛り込まれています。
別紙の物件目録と仕様書のフォーマットも充実しており、取引対象となる中古厨房機器の特定や性能保証の内容を明確に記載できる構成となっています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(売買代金)
第3条(契約保証金)
第4条(引渡し)
第5条(危険負担)
第6条(所有権の移転)
第7条(検査)
第8条(瑕疵担保責任)
第9条(補修部品の供給)
第10条(禁止事項)
第11条(契約解除)
第12条(損害賠償)
第13条(反社会的勢力の排除)
第14条(秘密保持)
第15条(協議事項)
第16条(合意管轄)
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