この契約書は、太陽光発電設備の設計業務を専門業者に依頼する際に使用する契約書雛型です。
太陽光発電システムの導入を検討している事業者や個人が、設計会社との間で業務内容や費用、納期などを明確に取り決めることを想定して起案しております。
太陽光発電事業を始める際、まず必要となるのが専門的な設計業務です。
設置場所の測量から始まり、発電システムの構成検討、電気系統の計画、各種申請書類の作成まで、幅広い専門知識が求められます。
この契約書を使用することで、依頼者と設計業者の双方が安心して業務を進められる環境を整えることができます。
具体的な使用場面としては、工場や倉庫の屋根に太陽光パネルを設置したい企業、遊休地を活用した太陽光発電事業を検討している土地所有者、住宅用太陽光発電システムの導入を考えている個人などが、設計会社と契約を結ぶ際に活用できます。
また、自治体が公共施設への太陽光発電導入を検討する場合にも応用可能です。
この契約書雛型は、業界の実務経験を踏まえて作成されており、トラブルを未然に防ぐための条項が網羅的に盛り込まれています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2024年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(業務の目的及び概要)
第2条(委託業務の内容)
第3条(契約金額及び支払方法)
第4条(履行期間及び工程)
第5条(成果物の提出及び検査)
第6条(設計基準及び準拠法令)
第7条(設計変更及び追加業務)
第8条(履行遅延及び損害の補償)
第9条(契約不適合責任)
第10条(知的財産権及び機密保持)
第11条(再委託の制限)
第12条(契約の解除)
第13条(談合等不正行為の禁止)
第14条(反社会的勢力の排除)
第15条(紛争の解決)
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