この特殊清掃サービス現場作業請負契約書は、一般的な清掃業務の範囲を超えた専門的な清掃サービスを提供する事業者(受託者)にとって有利な条件で設計された契約雛型です。
孤独死現場の消臭・除菌処理、自殺現場の血痕除去、火災後の煤煙除去、シックハウスの原因物質除去、ゴミ屋敷の清掃、アスベスト処理など、高度な専門知識や技術を要する清掃業務を請け負う際に最適な内容となっています。
この契約書は特に業務内容の明確化、追加作業の取扱い、キャンセル料の規定、責任範囲の限定など、特殊清掃業務特有のリスク管理に配慮した条項を含んでいます。報酬支払いについては受託者に有利な遅延損害金条項を設け、作業内容変更時の迅速な判断権限も受託者側に与える構成となっています。
遺品整理業者、特殊清掃専門事業者、事故現場処理業者など、一般的でない清掃業務を提供する事業者が顧客と契約を締結する際に、自社の権利を守りながらも円滑な業務遂行を可能にする内容です。
改正民法に対応しており、特殊清掃業界の実態を踏まえた実務的な条項構成となっているため、すぐにご利用いただける実用的な契約雛型です。
〔条文タイトル〕
第1条(契約の目的)
第2条(用語の定義)
第3条(業務内容)
第4条(契約期間)
第5条(報酬及び支払条件)
第6条(追加作業及び変更)
第7条(キャンセル料)
第8条(機密保持義務)
第9条(資器材及び場所の提供)
第10条(安全管理)
第11条(責任の範囲)
第12条(再委託)
第13条(業務報告)
第14条(所有権及び危険負担)
第15条(中途解約)
第16条(契約解除)
第17条(権利義務の譲渡禁止)
第18条(反社会的勢力の排除)
第19条(管轄裁判所)
第20条(協議事項)
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