SIPSとは、企業のソーシャルメディアを活用したマーケティングフレームワークのことです。
「Sympathize(共感)」「Identify(確認)」「Participate(参加)」「Share&Spread(共有・拡散)」という4つの要素から構成されており、その頭文字を取って「シップス」と呼ばれます。
・Sympathize(共感):企業や商品(サービス)などに、興味や関心を持ってもらう
・Identify(確認):商品(サービス)などが本当に自分にとって有益なものなのか、レビューや口コミを調べる
・Participate(参加):リツイートや「いいね!」ボタンを押すなど
・Share&Spread(共有・拡散):参加で得た情報を、他者に広める
「AIDMA(アイドマ)」や「AISAS(アイサス)」といった従来のマーケティングフレームワークとは異なり、ソーシャルメディアを積極的に活用したコミュニケーションに焦点を当てたものであり、Action(行動)を組み込むことなく、Sympathize(共感)からスタートするのが特徴です。
SIPSを活用する目的は、購買行動がインターネットやソーシャルメディアによって大きく変化するなかで、消費者の心を動かし、参加や拡散を促すことにあります。これにより企業は消費者と共感を通じてつながり、信頼関係を築きながら効果的にブランドを広めることが可能です。
こちらはPowerPointで作成した、SIPSを活用する際に役立つテンプレートです。無料でダウンロードできる本テンプレートを、ご利用いただければと思います。
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