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第一印象アップのポイント:姿勢・ボディーランゲージ

著者:株式会社スマイルボイス 代表取締役  倉島 麻帆

お客様に対しても、職場の人間関係においても、笑顔でハキハキした感じのいい話し方、コミュニケーション力は必須です。

『第一印象は6秒で決まり、一生を通してあまり変わることがない』と言われています。もし最初の印象が悪いと、それを覆すのに、「7・8回は会わないと覆せない」と立証されています。

そもそも、「感じ悪いな」と思った人とは、二度と会いたいと思いませんよね? したがって、最初の印象が一生続いてしまうことになるのです。

ここでは、「また会いたい」「また聞きたい」といわれる人になる、好かれる姿勢やボディーランゲージ、表情の作り方、話し方、会話力について、お話させていただきます。ビジネスはもちろん、人生の質も上げるコミュニケーション術をお伝えします!


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第一印象アップのポイント

“第一印象を決める6秒” で、一体何が表現できるかと言うと、「姿勢」「表情」「あいさつ」です。まず、「姿勢」からお話していきましょう。姿勢が悪いとかっこ悪いだけでなく、内臓を圧迫し、身体にもよくありません。姿勢がいいと、かっこよく見える、痩せて見える、スタイル良く見える、堂々として自信あふれて見えます。私はアナウンサーもしていますが、姿勢を良くすると声も大きくいい声が出るのです。「形は心なり」と言いますが、いつもピンと胸を張って、堂々とした姿勢・態度を示しましょう。

好かれるオープンの姿勢・嫌われるクローズの姿勢

相手の話を聞いている時の姿勢には、大きく分けて2つあります。①オープンの姿勢と、②クローズの姿勢です。

①オープンの姿勢
1.背筋を伸ばす 2.手足を軽く広げる 3.話し手の方に身体を向ける (「あなたに興味があります」という気持ちで3㎝前のめりに体を傾ける)

②クローズの姿勢
1.猫背である 2.背もたれにもたれ、相手から遠ざかる 3.腕を組む(ゴリラポーズ…相手にバツをした姿勢) 4.足を組む

好かれる姿勢は、もちろんオープンの姿勢です。クローズの姿勢は体を閉じた姿勢で、相手を拒否している姿勢です。人は緊張すると腕を組んだり、自分の体に触りたくなりますが、クローズの姿勢の中にあなたの癖がありませんか?相手を遠ざける行為となりますので、やらないようにしましょう。常にオープンの姿勢を心がけてください。

印象アップのボディーランゲージ

印象アップに欠かせない、ボディーランゲージについてもお伝えします。礼儀正しく見せるには、「1回1動作」が大切です。例えば、あいさつとお辞儀を同時にせず、あいさつしてからお辞儀する、急いで走っていたとしても、あいさつはきちんと立ち止まってしましょう。上品に見せるには、「ゆったりした動作」を心がけましょう。余裕のある人はせかせかしません。相手に敬意を払っているように見え、落ち着いて堂々とした印象を与えます。天皇陛下ほどゆっくり、というのを覚えておいてください。お辞儀もゆっくりしましょう。
そして女性向けに、美しく見せるには「交差の法則」を意識してみましょう。女性らしいしぐさを演出するには「ひねり」が重要です。例えば、イヤリングを外すときには右手で左のイヤリングを外す、飲み物をとる時も近い方の手ではなく、身体をひねるような感じで遠い方の手でとる、椅子に座ったときは脚を少し斜めに倒すと、美しいです。ぜひこれらを、意識してみてください。

次回は、好かれる表情(笑顔)の作り方についてお伝えします。

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著者プロフィール

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倉島 麻帆

株式会社スマイルボイス 代表取締役

講演スピーチコンサルタント 心理学を取り入れ、あがらずに堂々と話す法等、のべ10,000人、年間100回以上の研修を行う。個人レッスンも人気。著書『10000人の声と人生を変えた 1分間発声法』

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