恥をかかない年賀状講座

Step02 年賀状の裏面

2012/10/15

和文化研究家、ライフコーディネーター
三浦康子

Step02 年賀状の裏面

Q.裏面の書き方にもルールがあるのでしょうか?
文面構成のポイントを教えてください。

A.幼い頃から慣れ親しんだ年賀状でも、プライベートとビジネスでは違います。
相手に失礼のないよう基本をおさえた上で、自分らしさを盛り込みましょう。
そのためには、文面構成の形式にそって書くといいでしょう。
また、賀詞の重複など間違えやすいことも多いので気をつけてください。

【ビジネス向け年賀状の文面構成】

1.賀詞(新年を祝う言葉)

STEP3で詳しくご説明します。

「謹賀新年」
「謹んで初春のお慶びを申し上げます」

2.昨年の御礼や相手の越年を祝う言葉

「旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
おかげさまで大変充実した一年を過ごすことができました。」
「皆様健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます」

3.今年の抱負や指導を願う言葉

「年頭に際し、飛躍の年にしたいと決意を新たにしておりますので、
本年もなお一層のお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。」
「周囲からの信頼の厚い○○様は、私の目標でございます。
今年は○○様に一歩でも近づけますよう精一杯仕事に励みますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。」

4.相手の健康や幸福を願う言葉

「貴社ますますのご発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。」
「皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。」

5.日付

「平成○年 元旦」
「平成○年 一月一日」

6.住所、差出人名など

ポイント  注意したいうっかりミス
■賀詞を重複させない
「迎春」「謹賀新年」などの短い賀詞があるにもかかわらず、「明けましておめでとうございます」などの文章を添えるのは、賀詞の重複となるのでご注意ください。(正しい賀詞の選び方については、STEP3でご説明します)
■元旦は正しく使う
元旦は「元日の朝」「元日」という意味なので、「一月一日 元旦」「正月 元旦」は意味の重複となり間違いです。
■内容に配慮する
年賀状は誰でも読めるものなので、他人に見られても構わない内容にとどめましょう。
■挨拶以外の用件は書かない
仕事の用件や返事を要することを書きこむのは、マナー違反です。
■名前の配置に注意する
会社名や相手の名前が文末にきたり、改行で切れてしまわないよう注意します。
■「去年」はNG!縁起の悪い表現を避ける
「去る」「滅びる」「絶える」「衰える」「破れる」「失う」「枯れる」「倒れる」「病む」など縁起の悪い表現は避けましょう。「去年」は「昨年」「旧年」に言い換えます。
■必ず自筆を加えましょう
印刷のみの味気ない定型文では、心のこもったご挨拶とはいえません。相手の顔を思い浮かべながら自筆で一文を加えましょう。あなたを印象付けたり、ご縁を繋ぐ効果もあります。

STEP2で使えるテンプレート

投稿日:2012年10月9日
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  • 筆者プロフィール
三浦 康子

三浦 康子

和文化研究家
ライフコーディネーター
和文化研究家。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、WEB、講演などで暮らしを彩る日本文化の情報発信に幅広く携わる。All About「暮らしの歳時記」ガイド。著書「粋なおとなの花鳥風月」(中経出版)など多数。

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