できる営業マンのための年賀状作成ガイド

年賀状は、年に一回の自分DMと考えよう

株式会社パジェント
代表取締役 坂元ますみ

年賀状をビジネスツールに

ここ数年でポスト投函の年賀状の数が急減していると言われています。メールでのご挨拶に代えたり、WEB閲覧できる年賀状を利用する方も多いようです。だからこそ、受け取る側としては年賀状は印象深いものに。

平成25年用に発行される官製年賀はがきの枚数は約37億枚。つまり、国民一人当たり、単純計算で30~40枚の年賀状を受け取ることになります。かたや、ビジネスマンが受け取るメールは一日に100通以上と言われています。手元に残り、視覚に訴えかける年賀状と、仕事始めに流し読みと削除の対象となるメール。どちらが「ビジネスツール」として有効かは明らかですよね。

「年始のご挨拶」としてだけではなく、「ビジネスツール」としても使える年賀状で、2013年、スタートダッシュしてみませんか?

実は意外と活用されている年賀状

皆さんが送った年賀状はどのように活用されているのでしょう?個人で受け取ったものは年賀状ファイルなどに保管され、その後はほぼ見られることはないかもしれません。しかし、会社宛てに来たものは、意外に活用されることが多いのです。

たとえば、最近多いのはネットでの取引で名刺交換をせずにビジネスが始まっている場合。名刺代わりとして保管されることがあります。また引継ぎの際、名刺と一緒に後任へ渡されることもあります。スキャンして取引先管理や顧客管理へ回されることもあるのです。

たかが年賀状、されど年賀状。年に一度の自分DMとして、しっかり内容を練って作成する価値はあるのではないでしょうか。

今年はたくさんの人に出してみる

年に1回、年賀状だけで近況を知らせ合っている恩師や旧友。もう、今年からは送るのを辞めようかな。そんな声を耳にします。しかし、近年、FacebookなどのSNSで、何十年ぶりの恩師や旧友と繋がった、という方も多いのではないでしょうか。

「年賀状のやりとりだけ」だから、と、やめてしまうのではなく、逆に、「年賀状から繋がる」こともあると考えてみるのもひとつですよね。今年の年賀状にはご自身の仕事や取り扱い商品のことも書き添えてみてはいかがでしょうか。

ただの挨拶状に終わらせない年賀状

まず、年賀状の一番の趣旨は、旧年のお付き合い、お取引への感謝の意を表すことです。これを忘れてはいけません。そして、新年のご挨拶とともに変わらぬご愛顧をお願いする文章を加えます。この3つは印刷でもよいでしょう。

しかし、せっかく出すのですから、ただの挨拶状に終わらせてしまってはもったいない。そのためには、どんな目的で出すのかを考えて作成しましょう。

・印象づける
・親しくなる
・宣伝する
・その他

それぞれの目的に応じた校正が必要になります。出す相手や目的によって何パターンか作っておくとよいでしょう。

次回:年賀状の基本ルールをおさえる

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