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申立書の書き方、例文

申立書の書き方、例文

申立書は「もうしたてしょ」と読みます。日常生活ではあまり目にしたことがないかもしれませんが、市役所やハローワークなどでも必要となる書類です。申立書は個人で書くこともありますが、会社の業務として書くこともあります。申立書の知識は、ビジネスマンとして覚えておいて損はないでしょう。この記事では、申立書の書き方や例文について解説します。


申立書の書式テンプレート

申立書とは

申立書とは、もともと申請していた内容に変更が生じた場合に、その変更内容や理由を記載して提出する文書や、裁判所に対して特定の内容の訴訟行為を求める意思表示を記載した文書のことです。あらかじめフォーマットが用意されている場合はそれに沿って記入すればいいのですが、フォーマットがない場合は自分で申立書を作成することになります。その際に必要な情報の記載漏れがあると受理してもらえないこともあるため、基本的な記載事項をしっかりと抑えておくことが大切です。

申立書の書式テンプレート

申立書の書き方と記載すべき項目

申立書の書き方に厳密なきまりはありませんが、忘れずに記載しておきたい項目があります。また、「拝啓」や季節の挨拶文などは必ずしも必要ではありませんが、つける場合は先に挨拶文を書き、次に何について申し立てをしたいのかを書き、「以下を通知します」「以下を求めます」など申し立てをする旨を宣言してから、申し立て内容を明確に記載します。

申立人の住所・氏名

申立をする人、もしくは会社の住所と名前を書きます。集合住宅に住んでいる場合は部屋番号も必ず記載してください。また、氏名や会社名の最後には押印をするのが通例となっていましたが、2020年11月より9割以上の行政手続きにおける原則押印廃止が決定されたため、最近では押印不要とするところも増えてきました。押印する場合でも、認印・実印どちらでもよいとするのが一般的です。

申立の日付

日付をいつにするかは迷う方も多いのですが、基本的には申立書を提出する日と考えていいでしょう。申立書を作成した日ではないので注意が必要です。

申立の内容

申立書の中心となる部分です。申立書は先に提出してある申請書の内容を変更するための文書なので、そちらもふまえて書くとよいでしょう。ただし、文章がむやみに長くなってしまうと、相手に内容が伝わりにくくなってしまうことがあります。文章は長すぎず簡潔に、事実のみを正確に書くようにしてください。

申立書の例文

ここでは、申立書の例文を紹介していきます。テンプレートも用意しているので、いちから書くのが不安な場合は、テンプレートを参考に書くとよいでしょう。

被扶養者加入手続き申立書

子供が新たに生まれたとき、家族が失業したとき、収入の少ない親と同居したときなどに提出します。健康保険や年金にかかわる手続きのため、社会保険事務所に提出するのが一般的です。扶養家族の変更があった場合には速やかに提出する必要があります。

被扶養者加入手続き申立書画像
被扶養者加入手続き申立書

申立書の書式テンプレート

離職理由変更の申立書

従業員が退職するとき、会社側は「離職票」という退職を証明する書類をハローワークに提出します。その中には離職理由を書くことも必須となっており、この離職理由によって失業手当の額や受給期間なども違ってくるため、離職理由には正確性が求められます。離職票を提出後に「会社都合だったのを自己都合にしてしまった」などの誤りがあった場合に、離職理由変更の申立書をハローワークに提出します。

離職理由変更の申立書

申立書の書式テンプレート

担保不動産競売申立書

「お金を貸したのに返してもらえない」「住宅ローンの返済がなされない」などの場合に、相手が持っている不動産を競売で売却して債権を回収するための申立書です。申し立ての相手は裁判所となります。

担保不動産競売申立_担保不動産競売申立書

申立書の書式テンプレート

まとめ

申立書には多くの種類があります。共通しているのは、先に申請していた内容を変更するために提出する書類だということです。内容によって提出する相手は異なりますが、基本となる記載事項は「申立人の住所・氏名」「申立の日付」「申立ての内容」です。さまざまなテンプレートを用意しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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