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エクセルで給与計算する方法

給与計算ソフトを導入するまでは表計算ソフト、エクセルで管理する企業が多く見られます。

特にアルバイトやパートの出社時間、退社時間入力で勤怠管理を行いながら給与計算も行い、給与明細の出力までとなると、かなりのエクセル関数テクニックが必要になります。

まずは見本、雛形をダウンロードし、それをカスタマイズしながら給与計算のシートを作ってみましょう。


給与計算の書式テンプレート

給与計算方法

時給制であるアルバイト、パートは勤務時間から、日々の勤怠を入力し、自動で残業、深夜残業を計算します。時給や手当等を設定すると給与計算も自動ででき、給与明細の出力も可能です。業態に合う見本・雛形を探しましょう。

給与計算の書式テンプレート

給与計算の書式テンプレート

給与計算の仕方

bizocean(ビズオーシャン)のテンプレート「勤怠管理と給与計算(時給)」を利用して説明します。

期設定を行います

会社によって、給料の締め、支払日が異なりますので、上記テンプレートを開いて、設定タブをクリックすると設定シートが出てきます。この例では、6月度(期間が5月21日から6月20日まで)になっています。ご自分の会社の例に合わせて太字内セルのみに入力して利用しましょう。尚、曜日に自動表示です。「編集を有効にする」をクリックしてからご利用ください。

自動計算されるエクセルを利用する

設定シートのページで、今度は勤務時間設定をします。この例では、始業時刻9:00、就業時刻18:00、休憩時間1時間等、必要な数字を例に倣って入力します。同様に賃金設定を行います。時給、諸手当、控除項目と金額を設定すると、給与明細にデータが反映されます。上記テンプレートでは、時給1,500(円は入力しません)その他必要箇所を入力します。

次に、「勤怠管理表」タブをクリックし、勤怠管理シートを出勤状況は「D」列に、1を入力すると出勤、2を入力すると欠勤、3は遅刻、4は早退、5は休日出勤、6は有給休暇となっていますので、「D」列に指定数字を入れるだけで出欠状況が管理できるようになっています。

自動計算されるエクセルの入力見本

所得税の計算方法、社会保険料・雇用保険料について

こちらも控除項目として、必要なデータを入力してください。

給与計算の書式テンプレート

自動計算に使われるエクセル関数のご紹介

給与計算によく使われる便利なエクセル関数をご紹介します。

IF関数

値または数式が条件を満たしているかどうかを判定します。
書式 IF(論理式, [真の場合], [偽の場合])

COUNTIF関数

指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数だけ数えることができます。
書式 COUNTIF(範囲, 検索条件)

ROUND関数

エクセルで四捨五入、切り捨て、切り上げにはROUND系の関数を使います。四捨五入はROUND関数、切り捨てはROUNDDOWN関数、切り上げはROUNDUP関数です。
書式 =ROUND(数値, 桁数)

上記の関数はすべて、「関数の挿入」ボタンfxをクリックすると、ダイアログボックスが現れますので、関数の分類の▼ボタンをクリックし、「数学/三角」を選択します。次に関数名でROUNDを選択し、OKをクリック。最後に「関数の引数」ダイアログボックスを表示し、数値、桁数を入力します。やり方は共通です。

給与計算の書式テンプレート

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