【第3回】喪中はがきの文例と注意点を押さえよう
喪中はがきにはどのようなことを記載すればいいのか、イメージをつかめないという人も多いのではないでしょうか。
また、作成するにあたって、いろいろと気になる点も多いはず。
そこで本コラムでは、喪中はがきの一般的な文例と、作成する際の注意点について紹介します。
喪中はがきの一般的な文例はどのようなもの?
ここでは、喪中はがきの文例を紹介します。作成する際の参考にしてください。
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
○月に ○○○○が○○才にて永眠しました
ここに本年中に賜りましたご厚情を深く感謝致しますとともに
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
平成○○年十二月
なお、亡くなった人の名前や続柄は記載しないこともあります。
喪中はがきを作成するうえでの注意点
文中に「年賀」は使わず、「年始」「年頭」「新年」とします。
喪中はがきのように厳粛で儀礼的な文章の際は、句読点を外したほうが良いという意見もありますが、最近では形式的なものよりも相手に伝わりやすい文体が好まれていますので、必ずしも句読点を外す必要はないでしょう。
パソコンで自作する場合はシンプルにまとめるのが大原則ですが、カラーがNGというわけではありません。最近では、紫系やブルー系の花の挿絵が入っている市販の喪中ハガキも増えてきました。
また、印刷の濃度については通常どおりでOK(薄くしなくても構わない)。
さらに、私製はがきでも、官製はがきでも良いのですが、切手は喪中はがき用の切手を使用すると良いでしょう。
なお、故人の愛用品などの写真を入れてもOK。ただし、故人の顔写真については、受け取った側が気を遣ってしいまうので、避けたほうが無難です。
提供元:ドリームゲート