コンセプチャルスキルの代表格、「企画力」

新入社員のうちは、まずは「テクニカルスキル」をしっかりと磨いた上で「他のスキル」を載せていくようなイメージが良いのでは?と先に書きました。その「他のスキル」の中でもなかなか手ごわいのが「企画力」ですが、多かれ少なかれ、いずれ社会人として求められるスキルなので、新入社員のうちから磨いておくに越したことはないと思います。もし社内企画を立てる、企画書を書く機会などがあれば、まずは基本に沿って積極的に挑戦してもらいたいと思います。基本的に、書式に沿って企画の目的や内容その他を読み手に良く理解して貰えるよう、シンプルで簡潔な文言で表現するとよいでしょう。
以下、基本的な項目ついてみて行きたいと思います。

企画の内容

目的を達成するための具体的な行動提案を書きます。
やはり、企画書のなかで最も重要な項目といってよいでしょう。

  1. 全体概要
    全体像を俯瞰して、理路整然とした内容を意識します。部分部分の主訴が違っていて、全体として矛盾することのないように意識しましょう。
  2. 詳細内容
    全体概要を受けて、企画の目的を果たしている内容を分類して記述します。
    具体的な戦略・戦術・施策などを明記します。

企画の課題・問題点、リスク要因

もし企画段階で考えうる課題や問題点がある場合は、その理由も含めて記入します。
また、想定されるリスク要因も記入できれば、包括的な意思決定がしやすくなると思われます。

企画の予算、スケジュール

検討のための予算案を記入します。
企画予算は、もちろん正確な数字が出ればそれにこしたことはありませんが、一般的には現段階で分かる範囲での計算になると思います。
また、スケジュールについては、作業の関わりなどを考慮して、でき得る限り計画的な日程を記載しましょう。

以上のように、ロバート・カッツの理論でいうところの「テクニカルスキル」、「ヒューマンスキル」、「コンセプチュアルスキル」、それぞれの代表的なものについてみてきました。
新入社員であってもそうでなくても、ただ闇雲にスキルを磨こうとするより、それぞれに見合った「ツール」を効率よく使いこなして、素晴らしいビジネスシーンを創造して頂ければと思います。

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