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第3回 モチベーションUP!自己目標の詳細と見える化!

著者: 行政書士  林 炳大


「人事評価・目標管理」の書き方第1回第2回第3回第4回

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作成のポイント

■ なぜ作るのかを明確にする
■ 必要な分野・スキルを絞り込む
■ 目標の達成度を確認する

書式の説明
自己啓発目標とその実行計画を立てるためのもの

なぜ作るのかを明確にする

最初に大切なのは、“何のために、何故目標を立てるのか”を明確にすることです。
そうしなければせっかく自己目標を記載しても、途中で何のために自己の目標を達成したのか分からなくなり、作成したシートも形骸化してしまいます。そこで何故自己目標を掲げる必要があるのか、何に対して自己目標を設定するのかをしっかりと考える必要があります。
作成のポイントとしては、目標を達成するために自信が一番大切だと思える行動を掲げることだと思います。実現が難しい目標を掲げると挫折をしたり途中でやることが分からなくなってしまうからです。
最初は、目標や行動をいくつか書いて、その中から実現の可能性の高いものから始めてみましょう。

必要な分野・スキルを絞り込む

ある程度目標が記載出来ましたら、次はその中で目標達成のために、どの分野・スキルを強化すべきかを選びます。ここでも興味はあるけど目標を達成するのには、あまり関係のない分野やスキルを自己の取得目標に掲げてしまうと、方向性が定まらなくなってしまいます。そうならないために、ポイント1で選んだ目標に対して必要な分野やスキルを紙に思いつく限り下記込んでいきます。書き込む事によって新しい気付きが生じる可能性は大いにあります。そしてその中から目標達成のために重要度が高くて、時間がそれほどかからないものを順番に並べていって、優先順位の高いものから実行に移すようにします。

目標の達成度を確認する

最後に、途中で自分がどの位置にいるのかが分からないと進みにくいので、目標に対して、中間目標の作成及び記載を行います。項目立てを活用して、中間目標をさらに細分化項目に落とし込み、細分化された項目に対する達成度をパーセンテージで表します。
そうすることによって、今現在の自分のいる位置が分かりやすくなり、最終目標を達成するためには、何に対して力をいれていき、どれくらいまでパーセンテージを上げればよいのかが目に見えて分かり、行動を起こしやすくなります。
モチベーション低下の主な原因に、「何をどれ位どうやったら良いのかが分からない」と言うものが結構多くありますが、このシートと方法で解決されます。

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著者プロフィール

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林 炳大

行政書士

会社設立・独立起業支援のフロンティア代表 起業・独立のパートナーとして多くの会社や店舗の設立・運営をサポートしている。企業内研修も行い、社内のモチベーションUPのサポートも行う。

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