専門家に学ぶ!企画書のためのマーケティング分析フレームワークの使い方

5、フレームワーク「ロジックツリー」の使い方

2013/9/13

SWOT有限会社
取締役社長 満木 大

専門家に学ぶ!企画書のためのマーケティング分析フレームワークの使い方
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MECE(=もれなく、ダブりなく)を構造化、可視化したフレームワーク

「ロジックツリー」は、もれなく、ダブリのない(=MECE)な分解を積み重ね、それをツリー上に構造化・可視化したものです。ロジックツリー化することで、問題の全体像を捉えることが容易になると同時に、深める(検討すべき)ポイントを見極めることができるようになります。

サンプル企画書では、現状分析として出てきた表面的な問題点を構造的に分解し、より根本的な問題を捉えるのに利用しました。
※「わかりやすい企画書とは!」を参照。

具体的にサンプルを使って説明します。

  • 1.まず問題として「売上の減少」という事実が発生しています。
  • 2.売上は、「客数×客単価」で求められます。よって、「客数の減少」と、「客単価の減少」が要因として考えられます。(MECEになっています。)
  • 3.さらに客数は、「来店客数×買上率」で求められます。よって、「来店客数の減少」と「買上率の減少」が要因として考えられます。(MECEですね。)
  • 4.また客単価は、「商品単価×買上点数」で求められます。よって、「商品単価の減少」と「買上点数の減少」が要因として考えられます。(これもMECEです。)

この1~4をロジックツリーに落としこむことで、問題の全体像が明確になり、特にどのポイントに絞って対策を講じていくべきか、対策が具体的に立てやすくなるのがお分かりになるかと思います。

企画ロジックの組み立てにも使える

ロジックツリーは、企画ロジックを構造的に組み立てていく際にも使うことができます。
企画ロジックは、「事実 ⇒ 解釈 ⇒ 主張」の流れで作成すると説明しました。これを構造的に分かりやすく表現するツールとしてロジックツリーが使えます。

  • 1.事実やデータを示す。
  • 2.そこから読み取れる事柄や社会常識、著名人の見解等を参考に解釈を複数展開する。
  • 3.複数展開した解釈を踏まえて、最終的な主張を行う。

これら1~3をロジックツリーに落としこむことで、論理的にムリがない主張となっているか確認することができます。

以上が問題を構造的にMECEに捉えるフレームワーク「ロジックツリー」の解説です。

【目次】

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