事業計画書の書き方(既存事業編)

第一章 概要
④【事業概要】

2013/1/25

株式会社コンパス
代表取締役/ マーケティング・コンサルタント

鈴木 進介

事業計画書の書き方(既存事業編)
第一章【1234、】 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章

事業概要

このページでは、事業の全体像を記述し、何をしたい事業計画なのかが分かるようにすることを目的にしています。詳細な商品やサービスの説明は、後のページに記述し、ここではあくまでも読み手に全体像を一目で理解してもらうことが理想です。

【事業概要】

“概要”を説明する場合、たいてい3つを簡潔に整理すれば、読み手には伝わります。「①誰に、②何を、③どのように」提供するかの3点です。これを簡潔に整理できていれば、口頭でも30秒程度で事業概要の説明が可能でしょう。
例えば先のカフェの事例で言えば、「(①誰に?)子育て中のママに、(②何を?)子供を安心して連れて行くことが出来る飲食店を、(③どのように?)都市部にカフェ形式で展開する」と説明できれば伝わりやすくなります。なお、利害関係者が多い場合や言葉では伝えるのが難しい場合は、事業の全体図やサービスの流れを図示してください。

【事業コンセプト】

事業を通じて顧客に提供できる「本質的な価値」を考え、記述しましょう。たいてい企業側の考えと顧客が喜んでお金を出すポイントはずれていることに注意が必要です。

例えばAmazonのコンセプトは「顧客の購買支援」です。これにより、ワンクリックで発注できるや配送料無料などと、”買い物時の利便性”という価値を提供しています。品揃えや価格を一番の価値ではなく、あくまでも顧客の買い物を便利にするというコンセプトがあります。

先の「子連れママ向けのカフェ」で言えば、コンセプトは「子連れでも安心して出かけられる場所」となり、”安心感”が本質的価値になります。コーヒーの味でも低価格の部分が本質的価値ではありません。このように事業の根幹をなすコンセプトは熟慮してください。

« コラムの王様トップ »
このページの上部へ